俺は自分をせめる日々が続き毎日ため息ばかりだった。さすがにクラスの男軍団は俺を気にかけてくれたが…25%…あなたとは付き合えませ~ん…なんて言えるわけもなく1人遠くをみて上の空だった。


『おいタカノブ!!』
ヨシアキだ。
『うん…なに?』
俺の息たえそうな声にヨシアキは気にかけてくれていた。
『おい元気だせよ…また次があるって。』
俺はここ数日ヨシアキと帰っても遠くばかり見ていたのだ。心ここにあらず状態というヤツだ。(我ながら良いセンス)(笑)
『そうだけどさ…なんか一気にキツイもんがきてさあ…』俺は毎日のように自分を責め続けてキツかったのだ。
『んなコト言ったってよ。どうせ今までのお前のパターンからすると…』
ヨシアキはそこで止めた。『すぐダメになる。か?』俺はヨシアキが止めた続きをあてた。
『だからいいっちゃない?今回は…』
ヨシアキのその言葉にいつもなら…『そうだないっか♪いっか♪』と気持ちを切り替えれたはずなのに、


『俺もうダメでいいや。どうせダメなら言ってみるわ。』俺はついに決心した。
『なんか本当に今回はマジだな。』ヨシアキは笑っていた。
『当たり前だろ♪俺はもう変わったんだ…今はオレンジ色だ。』笑いながらヨシアキに言った。


『なんだよそれ。』
ヨシアキは笑いながら不思議そうにきいた。
『だからオレンジブロック団旗♪…ヘタレで何もやらなかった俺じゃない。メンバー全員を代表して旗をふりつづけた頑張った俺モードだよ…ようするに目標に向かって頑張れる俺だよ。』俺は説明に苦労した。

『ふーんいいんじゃね?』ヨシアキは相変わらず軽かった。(笑)
『それに今は本当にオレンジ色が大好きなんだ』
俺は体育祭のせいで何とも思ってなかったオレンジが自分にとって大切な色になっていた。
『じゃあよ…4人で帰ろうぜ♪来週。』
ヨシアキは意外なコトを言った。
『は?なんだよ来週って』

『だから俺の彼女に池多さんが一緒に帰ってくれるように頼んでくれてるからさ♪タカノブくるのは言ってねえけどよ』
ヨシアキは初めから俺を当たってくだけさせるつもりだったらしい。
『はあ…まあ…ありがとな♪』
俺は小さくガッツポーズした。


あと、3日後ついに全てが終わる…俺はもう逃げていなかった。たとえどんなコトがあろうと彼女に全てを伝える…たとえソレがツラい結果に終わろうと…


次回第10話『大キライ』です。


次回告白するのでしょうか…しないのでしょうか…お楽しみに♪
俺は彼女に久しぶり話しかけた、あの雨の日から早数日がたっていた。あの日の次の日からも変わらずさけられた。
まあそれでも気持ちが伝えられたのだ。謝れたのだ。良かったではないかと自分に言い聞かせた。


『タカノブー今日俺彼女と帰るからお前も放課後裏門な』ヨシアキだった。

『ああ…わりいな、お前と彼女が一緒に帰る日なのによ。』
俺は邪魔をするようで申し訳なかった。
『おう♪まあ気にすんなよ。』ヨシアキはいつものように笑って答えた。

そして俺が呼ばれたというコトはヨシアキの彼女がきいてくれたというコトだった。俺は期待と不安でその日の授業が長くそして、とてつもなく考えさせられる時間となった。もうヨシアキの彼女に相談して1週間…彼女に謝って2日、週も後半の木曜日だった。


『キーンコーカンコーン♪』
『ふぅー(ため息)もう18時15分かあ~つかヨシアキのヤツおせーんだよ…こんなトコに長くいちゃあ勘違いされるわ。』ウチの学校で付き合っているカップルは人が少ないことから学校の裏門から帰るのが普通であったのだ。しかもウチの学年のカップルはほとんど裏門を使う。だから、こんなトコに1人いると誰か女の子を待ってるようにしか見えないのだ。
『あああ、おそい。』
なぜかヨシアキは裏門は他のカップルが多いからといって違う場所で待ち合わせてくるのだ。
『あああああ』
俺は苛立ちまじりの叫びだった。
『やあ待ったかい♪?』
相変わらずの能天気ぶりである。
『いや、そうでもねえよ』ひとまずヨシアキの彼女がいのでイライラをおさえた。
『このクソハゲが…』
普通ならこう言ってやったコトだろう。(笑)

それから3人で歩き帰りながら本題にふれた。
『それで…どうやろ?』
俺はいきなり核心にふれた。
ヨシアキも黙ってきいていた。
『ひとまず、舞佳に付き合うコトについてきいたの…』ヨシアキの彼女の言葉をさえぎってしまった。しかし、どうしても気になってしまったのだ。
『まった…付き合ったコトないってきいたコトあるけど本当だったん?』
『ないよ…』
『マジ…かよ×2』
俺もヨシアキも付き合ったコトがないなんてウワサや伝説だと思っていたのだ。『やっぱり俺らのイメージと一緒だったな(詳しくは『変な感情』より)』


『で、きいてみたっちゃけど。ひとまず』
『で×2』
バカ2人のハモり。(笑)
『微妙だって♪』
『へ?』
再びバカ2人のハモり。
『で男子の名前テキトーに出していって、その人と付き合ってもいい確率をきいてきたら…もちろん仲村君もふくめて。』
ナイスだヨシアキの彼女。『なるほど。で?×2』
本当にごめんなさい…バカ2人のハーモニー。

『仲村君は…25%だって』ヨシアキの彼女は真顔だった。
『25…%ってどうなんだろ…』
俺はきかない方が良いコトをきいた。
『多分きびしいと思うよ。舞佳ん家お母さんも厳しいから…それに本人が付き合うコトに興味ないって言ってるし』ヨシアキの彼女の言葉はかなりキツイものがあった。しかもヨシアキは黙り続けていた。きっとヨシアキもショックをうけたのだろう。
『…………………』
沈黙は続いた。
『なんか舞佳にタイプもきいたらさ、面白い人って』ヨシアキの彼女は俺にトドメをさした。
俺はクラスではツッコミとイジリ担当だった(泣)
『ウソやろ…』
俺は心の声が出た。
だがこの空気はマズイと思い…
『ありがとな2人とも♪俺は帰るからよ。せっかく帰る日なのに邪魔してわるいな。したら、じゃあな』
俺は2人の時間を邪魔しないように気を使い帰った。
こうして俺は本当にダメなんだと思った。心の底から自分じゃダメなんだと思った。やっぱり自分みたいなヤツが、まじめで普通の女の子と付き合うコトなんて許されないんだと考えてしまったのだ。

『どうしたらいいんだよ…俺は…もう無理なんだ…』とあの日から毎日何をしていても考えていた。



体育祭から1ヶ月がたとうとしていた。しかし俺の運命は動き続けて全てが終わる日まであと1週間までせまっていた。


次回第9話『今はオレンジ色』です。


みなさん気になるところですがまだ告白しません。ついに告白まであと2話です。みなさん楽しんでいただけていますか?(笑)
俺は完璧に居場所を失った。
まさか…学校だけでなく塾までも一緒になるとは偶然とかのレベルじゃねぇ…


『ってなわけでよ…ありえないだろ?普通…』
俺はいつものようにヨシアキと帰りながら全てを話した。
『マジで?でどうするんだよ。』
『どうって…こんなになったら告白もできねえし、それに俺さけられてんだぞ?告白しても無理だろ。』
『まあ、言うだけ言えばいいじゃん♪どうせ、さけられてるんなら♪』
なんと親友ながら素晴らしい他人事っぷり…まあ他人事なのだが…
『んなこと言ったってメアド知ってるわけじゃねぇし…直接告白ってのも場所とかよ…』
俺はアタマが回らなかった。
『まあ俺も考えるけどさ』ヨシアキなりに考えていたらしい。
『…うーん…』
『…うーん…うーん…』
2人そろって公園のベンチに座り悩みまくる。


『あっヨシアキお前の彼女に相談してみようかな。』『あっソレいいかもな。お前のコトどう思ってるかさりげなくきいてもらえるように言ってみるよ。』
ヨシアキの意見は珍しく俺を納得させた(笑)

『でもよ…なんか自分でやった気がしねえよ…』
『珍しくやる気やね。』
ヨシアキは笑いながら言った。 そして言葉をつけたした。
『じゃあタカノブが俺の彼女に頼めばいいじゃん。このままじゃあ諦めつかねんだろ?』
『ああ…俺さ、こんなん初めてでよ…本気なんだわ。』


そして俺はヨシアキの意見に賛成し、ヨシアキに相談した日から何日か後に俺はヨシアキの彼女に頼み、きいてもらえるようになった。そして俺はもう1つしなければならないコトがあった。


体育祭からちょうど2週間がたち1週間前の中間テストはもちろんボロボロ、そして雨の日の塾の帰り俺は勇気をだして信号まちをしてる彼女の傘をつついて彼女が振り返ったのを確認して…
『俺のせいで…いろんな意味でごめんな…』
俺は、ただそう彼女に言い帰った。
俺は自分の体育祭で言ったコトのせいで彼女を困らせて、巻き込んでしまったコトを謝らなければ告白どころではないと思っていたのだ。


そして彼女は言葉を発するコトはなかったが俺は2週間彼女を思い続けてやっとの思いで話しかけることができたのだ。しかし、この後…俺はヨシアキの彼女の話に再び彼女を諦めるしかないのかと思わされることとなるのであった。


次回第8話『25%』です♪