くぅ〜。勝ち切れなかったのは残念。
でも馬は頑張って走ってくれましたし、
川田騎手もナイス騎乗でしたね。
相手が強くないとはいえ惜しい競馬は出来ましたし、
芯が入ってきたら活躍してくれそうな気がします。
- 21/9/12 岩戸厩舎
- 12日の中山競馬ではややゆっくりとしたスタートから中団より進める。勝負どころから外より進出していき直線で伸びを見せるが内目を通った上位馬には及ばず3着まで。「抱えている課題と言いますか、精神面、肉体面ともに幼さのほうが目立つ状態にありましたので、どうなるかと心配する気持ちが正直強かったのですが、思っていたよりもしっかりとした競馬を見せてくれました。
- ジョッキーに話を聞いても“事前に聞いていたよりもマシに思えましたし、それなりに対応してくれましたよ。それでも、体がまだついてこないので、終始右にモタれっぱなしなところがあり、支えながら進める必要がありました。その分、仕掛けてからの反応も速くなかったので最後は捕えきれませんでしたけれど、内容自体は悪くなかったと思います。使ってまた変わってきそうですね”と伝えてくれました。右に突っ張って走っているのもおそらく体がしっかりしていないことから来るものだと思われるんです。勝負どころへ向かう際も肩ステッキを適度に入れてフォローしながらジョッキーが導いてくれていましたし、そのあたりは体が追い付いてきてくれればもっと楽になるはずです。勝てればもちろんよかったのですけれど、今後につながりそうな内容であったことから悲観的にならなくていいのかなと思いましたし、使って変わってくれそうという手ごたえを得られたのも良かったです。あとは気持ちを含めて変な方向に向かう可能性もありえるので、そのあたりに気を遣いながら、必要な部分の修正を行いつつ次のレースへ向かうことができればと思っています」(太田助手)
- 血統馬とあって注目度は高く自ずと人気にも支持されがちですが、自身が抱えている課題点から考えるとこれからという状況でもありましたので、まずは内容を重視し、今後につながる競馬を見せてもらいたいと思っていました。結果もついてきたらもちろん理想的だっただけに残念な部分もありますけれど、折り合い面は悪くなく、終いにかけても悪くない走りを見せてくれたことで今後に活きるのではないかと思わせてくれました。使っていくことで昂ぶりが目立ってくる可能性もあるだけに今後の変化に注意は必要ですが、いい方向へ変わっていってくれれば楽しみは広がるのではないかと思えました。今後についてはおそらくひと息入れて心身の疲れを取り、さらなる成長を促す期間に充てることになるかと思いますが、まずはレース後の状態をしっかりと見極めてからどうしていくか判断していくことになると思います。