40代の男性は左耳の聞こえが悪くなりました。耳鼻科を受診しましたが、耳には異常がないとの診断でした。医師の紹介で大病院の耳鼻科の専門医の診察を受けることにしました。

内視鏡の検査を受けたところ、副鼻腔(上顎洞)にがんが見つかりました。耳と鼻は耳管を通じてつながっており、副鼻腔のがんが耳の聞こえを悪くしているとの説明を受けました。

副鼻腔は脳に近いため手術は困難と言われ、放射線治療と抗がん剤の投与を受けることになりました。抗がん剤がとりわけしんどかったといいます。

食味を感じられなくなり、食欲がまったく起こらなくなりました。体重はどんどん減っていきました。十数キロ落ちたところで、がんが消失したという診断を受け、放射線と抗がん剤の治療が終わりました。

男性は「早めに鼻のがんとわかり、ほかに転移していなかったので助かりました。耳の聞こえが悪い原因が鼻のがんとは思いもしませんでした。体に異変が起こったら専門医の診察を受けることが大切です」と話していました。

体重は少し戻りましたが、スマートな体型は維持しているといいます。