「入院直後の食事 窒息リスク注意を 80歳以上に多い死亡事故」と見出しにうたった記事が先日、朝日新聞医療サイトアピタルに載りました。
日本医療安全調査機構が2015年から2025年までに機構に報告された病院での死亡事故約3000件のうち、食べ物による窒息に関連した死亡事故は39件。このうち、入院から1週間以内に発生したケースは14件で、手術後に発生した1件を除く13件を分析しました。
13件のうち10件は80歳以上でした。加齢によって摂食ペースを調整することが難しくなり、早食いなどで窒息が生じる危険があるといいます。また13件のうち10件が緊急入院でした。
私の新聞社時代の友人男性のNさんは足元がふらついたことから病院に緊急入院し、誤嚥性肺炎を発症して亡くなりました。77歳でした。目が不自由でしたが、一人で自活した生活を送っていました。食事も自分で調理して食べていただけに、訃報を聞いて「病院でなぜ」と思いましたが、入院直後の食事で窒息したようです。
機構は、入院前の食事内容を確認したり、とろみをつけた食事を活用したりすることを提言しています。
私は飲みこむ筋肉である舌骨上筋を鍛える運動に取り組んでいるほか、ほほを膨らましたり、舌を動かしたりする運動をエアロバイクを漕ぎながら行うなどして嚥下能力の維持に努めています。