ユヴァル・ノア・ハラリの「ホモ・デウス」を読み直していたら「燧石(すいせき)のナイフ以外に目ぼしいものを何一つ作れなかったホモ・エレクトスが、宇宙船やコンピューターを作るホモ・サピエンスへと変容した」という文章に出あった。
「ホモ・エレクトスって???」。ネットですぐ調べたら「ピテカントロプス・エレクトス(ジャワ原人)はホモ属に属することがわかり、ホモ・エレクトス」と命名するようになったといいます。私たちが学校で習ったとき、原人あるいは猿人とされていたジャワ原人、北京原人はホモ・エレクトスの地域集団と認定されました。
2013年度から世界史の教科書は「ホモ・エレクトス(ジャワ原人、北京原人など)」と表記されるようになりました。そうなんだ、知らんかったなあ。
ピテカントロプスですぐ思い浮かぶのは、音楽ユニットたまの「さよなら人類」です。そうです、あのヒット曲です。1990年5月発売のこの曲のサビのところは「今日人類がはじめて木星についたよ ピテカントロプスになる日も近づいたんだよ」。もうピテカントロプスと言えないんだ、ホモ・エレクトスと呼ばなくては。
そういえば、私が柔道整復師の専門学校で習った20年前、ヒトの体の細胞は60兆個とされていましたが、その後の研究が進んだ結果、37兆個となりました。
科学研究は日進月歩です。教科書で習ったことが書き換えられることは多々あります。インプットを怠らないようにしようと改めて自分に言い聞かせました。