筋緊張型頭痛(キンキンチョウガタヅツウ)は、その名の通り、
筋肉が緊張して硬くなることで頭痛が発症します。
動脈に巻きつくように神経が走っているので、
硬くなった筋肉が、動脈を圧迫することで、
神経に異常信号が発信されるようです。
この緊張した筋肉を緩めるのは簡単ですが、
難しいところもあります。
とくに後頭部と首の境目は、非常に筋緊張の起こりやすい部位で、
時間をかけても柔らかくならない場合があります。
そんな時こそ、アナトミートレインという、
筋筋膜のつながりを利用して対処するわけですが、
このアナトミートレインは手技療法家のみならず、
整形外科医やドクターにも知ってほしい理論です。
一般の方には、ベタですが、
全身はつながっている!
ということを知っていただけたらなと思います。





