仕事では、少々のことで動じない。
そして私情の感情を出すこともない。
ただ家に帰ると、痛みからのストレスと死ぬのではないかと思うほどの疲労感、思うように事が運ばないストレスを全て夫にぶつけてしまう。
それは些細なこと。
夫の何気ない返事の仕方、全てが受け身であること、私の顔色を見ること。
こんな私も少しは我慢する。
ただ、同じ事を繰り返されると我慢ができず、息継ぎを忘れるほど責め続ける。
そして自己嫌悪。
そう。
甘えているのだ。
わかっている。
この人は受け止めてくれると思い込んでいる。
でも夫も人の子。
感情を出すこともある。
そんな時は倍返しのようにまた私が責める。
生活を送る上で何もかも親任せにしてきた夫と、自分で何もかもしなくてはいけない私とでは経験値が違う。
ましてや田舎の長男。
可愛がられただろう。
苦労してきた話も聞いているが、基本的に家族みんなが夫に一目置いている。
私は次女。うかうかするとおやつも力づくで取り上げられ、常に姉と比べられてきた劣等感の塊。
いつも冷静な夫と、カリカリし続ける私。
夫の冷静ささえ怒りの矛先が向くこともある。
スタートラインから、僻み根性丸出しの私。
でも夫がいないと私は多分生きていけない。
なぜなら愛してるから。
それなのになぜか素直になれない。
今日もまた素直になれない私は悶々とキッチンの片隅で座り込んでいる。