【絵本・ウカレくん】 第401話~また来る~ | ウカレ塾 【絵本・ウカレくん】

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我が家のマスコットキャラクター・ウカレくんが、ボクに代わって色々とやらかしてくれます。
ヘタな絵と文ですが、よかったら読んでください。



🦆セイバーヘーゲン巡査長
『コンボロ警部補、全班配置に着きました』
🦊コンボロ警部補
『…………』
🦆セイバーヘーゲン巡査長
『……警部補、どうなされたんですか?』
🦊コンボロ警部補
『ダークGとは何者なんでしょうねぇ……』
🦆セイバーヘーゲン巡査長
『はぁっ?』
🦊コンボロ警部補
『泣く子も黙る包囲網が敷かれているというのに堂々と犯行予告を発し、しかもそれが市警別館に保管されているミチオズ・トランペットというんですからねぇ……』
🦆セイバーヘーゲン巡査長
『……確かに、常軌を逸してますね💧』
🦊コンボロ警部補
『彼はマッティングリー侯爵から、若永遠煌(ワカトゥワァキラ)……今の蛾螽蚓Tattoo鵺(ガシュウィンタトゥーヤ)を任された男です』
🦆セイバーヘーゲン巡査長
『…………💧』
🦊コンボロ警部補
『それだけの何かを持っている男だという事でしょうねぇ……』
🚨市警館内放送部
『📢……不審者が本館入口付近で暴れている模様。周辺の部隊は応援に向かって下さい』
🦊コンボロ警部補
『来ましたか……』
🦆セイバーヘーゲン巡査長
『行って参りますっ!』

🦊コンボロ警部補
『正面突破からの陽動作戦ですか……ダークG、あなたにミチオズ・トランペットは見つけられますかな……ニヤリ』




🐿️二郎長(モモンガ)
『ボス、うまくいったなっ』
🐒ダークG(マンドリル)
『だろっ♪こないだ、兵法書読んだんだよっ』
🐿️一朗太(モモンガ)
『どうせ、マンガのヤツだろっ』
🐒ダークG
『マンガをバカにすんじゃねェっ!今や世界のカルチャーなんだぞっ』
🐿️一朗太
『カルチャーってなんだっ?』
🐒ダークG
『あんっ?そらぁなんだぁ、その……』
🐿️一朗太
『ボス、知らねえのに使ってんのかっ?』
🐒ダークG
『バカ野郎ォっ!んなワケ無ェだろっ💢………たっ、たむけんが使ってるアレだよ……ほら💧』
🐿️二郎長
『あっ、ボスっ!あそこにポリスの団体さんが待機してるぞっ』
🐒ダークG
『よしっ!こないだYabee!(ヤベー)の通販で買ったこれで……サッ』
🐿️一朗太
『なんだよ、それ?』
🐒ダークG
『これかっ?……こりゃあ、今海外で話題の防犯グッズの一つで、商品名をグルゲロシップっ!こいつを吹き掛けられりゃあ、もう船酔い状態が超止まんねェって代物よっ』
🐿️二郎長
『そりゃあ、スゲェなっ!』
🐿️一朗太
『でも、それ防犯グッズだろっ?悪い事に使っちゃダメだぞっ』
🐒ダークG
『固ェ事言ってんじゃねェっよっ!それっ、シュッシュッシュッ♪三分少々お待ち下さいっ』



👮警察官達
『ハガ~💧はが~💧アガガガァ……💧フニャフニャ……💧』
🐒ダークG
『ウヒャーヒャっ♪スゲェ効き目だぜっ』
🐿️一朗太
『ボス、行ってきたぞっ』
🐿️二郎長
『他んとこに待機してるポリス達も目ェグルグル回してたっ』
🐒ダークG
『よしっ!ほんじゃあ、早速ミチオズ・トランペットをいただくとするかァっ♪』




🐿️二郎長
『……其処ら中探したけど、どこにも無ェな💧』
🐿️一朗太
『ボス、もう帰ろうぜっ』
🐒ダークG
『クソォォ………どこに在んだよォっ💢ドスンっ』
🦊コンボロ警部補
『……どうです、見つかりましたか?』
🐒ダークG
『……あんっ?』
🦊コンボロ警部補
『必死で探している時は、なかなか見つからないもんですねぇ……』
🐿️一朗太
『おっさん、誰だっ?』
🦊コンボロ警部補
『ニコッ……しがない刑事です』
🐒ダークG
『………コンボロ』
🦊コンボロ警部補
『あららっ……💧うちの連中も派手にやられちゃってますねぇ……』
🐿️一朗太
『このスプレーで一発だったぞっ』
🦊コンボロ警部補
『そうですか……すごいですねぇ、それ』
🐿️一朗太
『うちのボスが怪しい通販からっ……』
🐒ダークG
『コンボロ……』
🦊コンボロ警部補
『………はい』
🐒ダークG
『また来る……』
🦊コンボロ警部補
『……いつでもどうぞ』
🐿️二郎長
『ボス、お宝はいいのかよっ?』
🐒ダークG
『野郎共、行くぞっ』
🐿️一朗太
『お宝盗り損ねてんのにカッコつけてんじゃねェぞっ』
🐒ダークG
『うるせェっ💢行くぞっ』



🦆セイバーヘーゲン巡査長
『……あっ!?けっ、警部補これはっ……💧』
🦊コンボロ警部補
『……安心して下さい。ミチオズ・トランペットは無事です』
🦆セイバーヘーゲン巡査長
『ダークGはっ?』
🦊コンボロ警部補
『また来るそうです………ニコッ』
🦆セイバーヘーゲン巡査長
『…………💧』



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