9月1日に思った事 | ナレーションから社会が見える

9月1日に思った事

防災の日、二百十日、大韓航空撃墜、秋の始まり。

9月1日は区切りのいい日付です。

その9月1日、JR北海道は賭けに出ました。


(注・以下、個人の憶測、想像でありJR経営陣からオフレコや酒の席で聞いたものではありません)


先の台風十号で土砂流入した石勝線、川端-新夕張間の状況を報道陣に公開する。

その際、「再開のめどは立たない」という事を強調する。


なおも調査を続け、復旧に要する費用を(過大に見積もって)発表する。

過大という批判は復旧だけではなく完璧な対策工事を含む、という事でかわす。


JR本体では負担できない費用である事を小出しに報道陣に流す。


国からの補助は額が見えているので関係自治体の費用負担がないと開通不可能という流れに持っていく。


日高線、根室線での自治体を納得させた手法を活かして、廃止止む無し、の結論を出す。


2025年度末廃線を目標とする。


賭け?


JR本体存続のためには必要な措置ですよ。賭けじゃありません。一企業の真っ当な経営判断です。


え?北海道新幹線札幌延伸も真っ当な経営判断かって?

まぁ、あれは、言ってみれば旧国鉄マンの夢ですから。夢ですから、ロマンですから。あとの始末はJ Rが何とかしてくれるでしょう。


(注・以下、個人の憶測・想像であり、JR経営陣からオフレコや酒の席で聞いたものではありません)