オトバンクのaudiobook.jp大幅値上げについて
「オーディオブック」は、2022年の新語・流行語大賞にノミネートされるなど、ちょっとしたブームを見せました。
しかし、それにも陰りが見え始めたようです。
その根拠、象徴となるのは、オトバンク社のaudiobook.jpの聴き放題年割プラン大幅値上げ。
企業の戦略としては、顧客獲得のためには、料金を下げてでもまず顧客拡大に努めなければなりません。
PayPayが良い例です。
オトバンクはアマゾンのAudibleより安い値段で展開してきましたが、売り上げの伸びに翳りが見え始めたのか、今回の大幅値上げに至りました。
この結果、オトバンク社の増収につながるのか、ユーザのオトバンク社離れにつながるのか。注目したいところです。
最悪のシナリオは、オトバンク社が育ててきたオーディオブック文化が衰退してしまうことです。