さいたま市から参加ということで、自宅出発5:55設定だったはずの私なのに、ケータイアラームをいつも通りの時間のままで寝てしまったために、起きたのが6:05………!?

 

 ――やっちまったか

 

 

もう無理かもと、錯乱状態のまま寝起きパジャマを着替えただけで6:18に家を出発しました。

 

(主人がたまたま休みだったので浦和駅まで送ってもらい( ノД`)←小学生か)

 

予定時刻の東京駅行きの電車に、駆け込み乗り込むというていたらく。

ぜぇぜぇしながらドア付近に陣取って、顔面横の窓に目をやると………

 

📷写真には撮れませんでしたがっ

 

 

何かの広告ポスターが貼られており、色とりどりの星マークイラストが六つ☆☆☆☆☆☆描かれておりました(←数えたらしい)

 

こんなに余裕のない場面でも、我が子 有ちゃんのシンボル🌟にハッとして、安堵に包まれたものです。

 

予定電車のこの場所で「早く早く! マミー!」と、手招きしている有ちゃんの姿が浮かび、こころの中がいっぱいになりました。

(結果新幹線には間に合いました)

 

 

さて長い前置きはここまでにして。

 

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2024年9月7日(土曜日)、第17回全国自死遺族フォーラムin大阪(主催: 全国自死遺族連絡会)の参加レポです。

 

午後13:30~開会 参加者100名強。

 

◆司会: 雲野 信司 様、

 

◆挨拶: 田中 幸子 様、

~全国自死遺族連絡会と岡先生との出会い~

 

続いて本日の講演。

 

 

【第一部】

講演: 岡 知史 先生(上智大学)

『自死遺族の自助グループ: 出会ってから16年の私のあゆみ』

 

予め先生がご準備したテキストに記された「質問事項」について、時に会場の皆様に問いかけ、一緒に考えるというスタイルで講演が進められました。

 

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📷第17回フォーラム講演スライド・ダウンロードQRコード

 

 

問1.私は遺族や、死別、悲嘆の研究(や勉強)を全くしたことがありませんでした。しかし、それが自死遺族の自助グループを応援するときに、「有利」な条件になったと思います。その理由について考えてみてください。

 

 ?専門家による論文等、既成概念にとらわれ過ぎなかったから?

 

 

問2.グリーフケア、特に、そのなかに含まれることが多い「悲嘆回復プロセス論」が、どうして一部の自死遺族を不快にさせていたのだと思いますか。

 

 ※「私の悲しみはケアされようがない」と考えている遺族を否定するものである。

 ※「愛」からの「回復」はあり得ない。

 ※遺族の「悲しみ」は「病気」ではない。

 

 

問3.平山正実先生によれば、悲嘆(グリーフ)は、「反応」や「症状」です。これを「悲しみ」と訳した場合の弊害は何かを考えてみてください。

 

 ※悲しみは人間にとって意味が深く、大切なものなのである。決して「反応」や「症状」として処理されるものではない。

 ※「愛情」と「悲しみ」は根っこのところではつながっている。

 ※参照 竹内整一『かなしみの哲学』

 

 

問4.私は、どうやってこれから生きるの? この疑問をもった人に、自助グループはどう役立つのだと思いますか。

 

 ※一つの遺族の生き方を、自助グループは「お手本」のように示すわけではない。そんなことをしたら悲嘆回復プロセス論を提唱している専門家と同じ過ちを犯してしまうことになる。

 ※そんな問いに答えてくれる教科書なんてどこにもないから、わかちあい、互いの生き方から学び合って自分の生き方を探し出し、身につけていく。

 

 

その他にも、愛する他界した人の名前を声に出して話す(語る)ことの大切さ、人と人との間(人間)で示しあう「その人の名前」についてのお話も、染み入るものがありました。

ありがとうございました。

 

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📷過去の自死遺族に関連する講演23回のうち22回分の記録がサイトにあります。

 ⇒https://researchmap.jp/tojofumioka/misc/47426823

 

 

【第二部】

遺族の声: バトンさん(星のしずく当事者スタッフの一人です)

 

第三者委員会の問題点について、自らの体験談から詳細にわたりお話しくださいました。

また、3月15日に開催した研究会講演時の内容にプラスご自身の想いも盛り込んでスピーチされていました。

ありがとうございます(^^)、お疲れ様でした。

 

参加者様に配布された資料は、バトンさんの案件を追い続け、取材して新聞記事にしてくださっていた読売新聞社の児玉さんの協力を得たようです。

 

『星のしずく』対面の集い時、貸し出し図書テーブルにも何部かコピー資料を置きたいと思いますので、気になった方は手に取ってお読みいただければと思います。

 

 

【第三部】

会場の皆様から一言。

全員にマイクパスで、無理のない範囲で、そして任意での語らいの時間になりました。

 

・他界した大切な人の名前

・大切な人の自慢話

・思い出~エピソード

 

私も有ちゃんのことを、けっこうたらたらとお話させていただきましたyo◎

今度はちゃんと名前も忘れずに◎感謝◎

 

今年も参加できて有り難いなと心底思っています。

乳がんの経過観察、投薬はまだ続いており先のことはわからないですが、2025年フォーラムは東京都で行われるようです。

さいたま市から近場ですので、また一つの目標にして、日々過ごしていけたらなと思いました。

 

 

会場手配や当日の準備をしてくださったイゾ仲間の皆様、大変お疲れ様でした。

参加された皆様、対面で初めてご挨拶できた皆様も、ありがとうございました。

厳しい残暑の中、会場までお越しくださり、全連会員の一人として深くお礼申し上げます。

 /星のしずく*管理人

 

 

 

🌟懇親会後の二次会、イゾ仲間れすとさんが見つけた(`・ω・´)bグーなBAR🍸情報もぬかりなく。

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📷おススメの真紅の薔薇のカクテルに、彼の人を🌹想いながら味わいました。

 

 

 

🌟ホテルの部屋の壁の絵にドキリ。

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📷お花が丸みをおびた星マークに見えなくもない。そして根っこが繋がっている!

私(左)と有ちゃん(右)ですね、カラー的にも。

 

この日もきっと一緒にね。

 

 

 

◆自死遺族の集い

<2024年度さいたま市ふれあい福祉基金補助事業>

星のしずく・インフォメーション

★9月29日(日) アートワーク『ひだまり小道』おじぞうさん作り◎武蔵浦和コミセン(サウスピア8階)

★第62回集い 10月12日(土)◎オンライン

 お問い合わせ hoshinoshizuku0922@gmail.com

 

◆第三者委員会について

AmebaBlog/バトンさん

さいたま市南浦和中学校 調査報告書リンク

 

◆自死と向き合い、遺族とともに歩む

⇒『法律・政策―社会的偏見の克服に向けて』手引書フリーDLぺージ

 

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