「おい、今朝お墓に行ったら、早くも綺麗なお花が供えてあったぞ。誰だろうな」

 

 

 

3月17日(日曜日)朝、八戸の実家の父から電話がありました。

そのお陰で彼岸入りであることに気がついた私。

 

事後からずっと、春秋お彼岸入り日には主人の実家へ(有ちゃんの墓前お供え用)生花と菓子類が届くよう郵送手配していたのに、この8年め、すっかり忘れていたのです!

 

(初日早朝から生花を供えてくれたのは、八戸在住の私の実妹と判明)

 

 

有り難いな…。

 

(私ときたら 忘れていたのに)

 

 

確かに、今年に入ってからは良い意味で“小走り隊”で過ごさせていただいているような日々だったので、そちらに注力していたためか、うっかり忘れてしまったということで急いで郵送手配💦

 

お彼岸中日にはなんとか届いたようで、やはり八戸在住の義妹からも、有ちゃんのお墓参り写メが後日届きました。

 

 

 

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この春も、義父、義母、義妹家族(旦那さん、娘さん二人)で行ってくださったようです。

 

有り難いな………と、やはり人情が沁みてきました。

 

年数が経てば経つほどに沁みてくるものがあたたかく感じるのですから、私は恵まれた環境にあるのでしょうね。

 

 

 

どんなに悲しくて恐ろしい記憶でも、まんま取り出して想いを巡らせることができるようになった私が、この時に思い出したのは………

義妹の娘さん二人(姪っ子)のうち長女Rちゃんが、有ちゃんのお通夜会場で終始大泣きしていた姿です。

 

 

 

Rちゃんはその当時小学5年生か6年生だったと思います。

 

毎年夏休みに一回会う従姉の有ちゃんを、私が想像するより慕っていたということでしょうか、お経の間も、ご焼香が続いている間も、ずーーっと泣きじゃくっていた姿が記憶に刻まれています。

 

 

事の詳細をRちゃんに伝えているのかどうなのかは定かではありませんが。

 

 

Rちゃんの妹Mちゃんのほうは当時幼稚園児、『人の死』というのがまだピンとこない年齢だったのでしょう。

葬儀会場の棺脇で、うちの長女にこんな質問をしていたのですよ。

 

 

 

Mちゃん: 「どうして死んでしまったの?」

 

長女: 「……うーん…それはね…高いところから落ちてしまったんだよ」

 

Mちゃん: 「学校に高い山があるの?」

 

長女: 「……うんとね……そうだね…崖からね」

 

 

 

長女も突然訊かれて、ちびっ子相手になんとか取り繕うのが精一杯だったと思います。

が、なんだかこの会話…とても意味深にも感じています。

 

学校(生徒たちにとっては社会)にはきっと「山」みたいなものもあるのでしょうし、「崖」や「谷」みたいなものもありますよね。

人生にも言えますし。

 

そんな会話と、沢山沢山泣いてくれていたRちゃんの姿を有り難いなと思い巡らせていました。

 

 

 

この春、Rちゃんは関東の大学に進学が決まりました。

「学校の先生になりたい」と、目を輝かせて意気込んでいるようです。

(母親も小学校の教師なので、その影響もあるのかなー)

 

添付されてきた本人の写真を見ながら、義妹にそっくりになっていて…思わず泣けてきたものです。

 

有ちゃんだってなぁ、きっと私に似てきて“おやこおやこ”していただろうにな、なんて複雑な想いも、Rちゃんの眩しさに浄化されて、祝う気持ちの方が大きくなってきたというか。

 

 

 

あのときは、沢山泣いてくれてありがとうね。

 

突然の死に直面させてしまって申し訳ない気持ちもあるけれど、その分、経験していない同世代の子たちとは違う何かを知ったり気づいたりしたこともあったと思います。

経験を無駄にしないで、これから先の人生に生かしていけますように。

 

 

進学おめでとう!

 

なにかあったら関東圏内のおばちゃんちにいつでも来なよ。←(は?)

 

キラキラの笑顔写メが見れて、私まで輝きライトを受けたか、小じわ補正されていくような気持ちになった3月終盤でした。

 

 

 
 

🏥乳がん術後予後療法で服薬中だったTS-1が3/18付けで終了となりました◎

この後、最低5年間はホルモン療法薬を服薬する予定ですが。←なんだかんだとこれも抗がん剤に該当する💊薬であると保険屋さんから聞いてガーン。

がんばろ~がんばろ~ がーんーばれー♪

優里のあの曲を聴くと、「がん」の経過観察中であることをやけに思い知らされ、妙に背筋が伸びます(´;ω;`)。

 

2024年度は、どこまで行けるでしょうか。

星のしずく*管理人

 

 

 

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