2023年1月7日(土曜日)年明け最初の集いはさいたま市内の会場で、対面で行われました。
参加者は24名様。
うち初参加の方は3名様でした。
参加者全員が大きく一つ円を描いて座り、開催の挨拶、まずは自己紹介で一巡。
お一人お一人の自己紹介だけでなく近況等も交え、場もあたたまり一時間近く費やされたようです。
その後4つのテーブルにわかれて、わかちあいの時を持ちました。
**印象に残ったこと**
悩んでいたのは知っていたが、まさかそこまで考えていたとは思わなかった。
もっと深く寄り添えていたら、という悔やむ気持ち。
年老いた親に、家族が他界した理由を明かせないことの後ろめたさ。
家族のことはストッパーにならなかったのか。
そこまで気持ちが及ばないほどの苦しみでコントロールができない時があった。
他界した人の年齢を越えてゆく家族の気持ち。
同じことが起こらないだろうか… 心配と不安。
この場に来るまで自死遺族は自分だけのような気がしていた。
これほど自死の遺族が多いことへの驚き。
どの言葉を聴いていても気持ちがわかり頷ける。
*
環境を変えることで、事情を知らない人ばかりになりストレスが軽減された。
親戚や親は近過ぎて傷つけられたことが多い。
友人が助けに。
残されたきょうだいの精神状態が心配。
歩み方の違いはあれど 悲しみのカタチが変わってくる。
先行く方々に聞いた事を今 実感している。
イベントの過ごし方。
身構えている方がそうでもなく 日常の不意打ちの方が怖いものだ。
家族内でのフォローの方法はあるのか。
*
年賀状の扱いに苦慮。
それぞれの対応の仕方。
何事もなければ、考えなくてよいことなのに。
大切な人の葬儀や行事も人それぞれ。
突然の出来事の悲しみ苦しみに、何をどうすればよいか混乱してしまう。
自身の物差しで行動している。
一周忌を迎える方にとっては、平常心でいられるか心配の声も。
みなさん、全員が通る道。
近所の目が気になる。
自死について知っているのか知らないのか。
できるだけ接触しないように心掛けている。
*
こちらの事情を知っているはずなのに、自分の子供や孫の話しをされるときのしんどさ。
亡き人を思い唱えるお経に、自分自身も慰められることに気づいた。
常に頭の中は彼方の大切な人のことを考えている。
遺品整理についての話題。
*
*
参加者の皆様、お疲れさまでした。
ありがとうございました。
私もまた参加できるように、術後リハビリをじっくりこなしたいと思います。
会場に置かせていただきました2冊、
御子息への想いと共に綴った追悼句集『想ひ出歳時記(リニューアル版)』の著者restinpeace0302様、
御子息への追悼句集&手記アルバム『野風増』を寄贈くださった王騎様にも感謝し申し上げます。
◆ ◆ ◆
次回第33回星のしずく自死遺族の集いは2日間オンライン。
2月4日(第1土曜日)、5日(第1日曜日)、13:00~15:30です。
ZOOM入室パスコード配布のため事前申込制になります。
お問い合わせ hoshinoshizuku0922@gmail.com
お気持ちが向きました時にご参加ください。
お申込みの方お待ちしています。
photo/『2023初日の出』きんとぎん様
◆自死遺族の集い
※3月から対面の集いが毎月開催になります。
(オンライン開催は引き続き偶数月、一日になります)
◆第三者委員会について
◆自死と向き合い、遺族とともに歩む
⇒『法律・政策―社会的偏見の克服に向けて』手引書フリーDLぺージ