自死遺族の集い『星のしずく』主催アートワーク『紡ぐ光の物語~第2章~ラグーン*ジェルキャンドル』を8月1日(日曜日)に開催しました。
参加者様12名、遺族当事者スタッフ3名と講師まりーさんの計16名の会場入りで、アートワークをスタートさせていただきました。
今回は、受付テーブルをはじめ会場の随所に、まりーさん作『水風船ヨーヨーキャンドル』他球体キャンドルがぷるぷるっと皆様をお出迎えしました。
大切な人と一緒に行った夏祭り…花火大会… 心の中にふと、思い浮かべた参加者様もいましたでしょうか。
きっとその瞬間から、会場に一緒に連れて来てるのかなと思います(^^)。
📷休憩の絵本コーナー
短時間でもサクッと読めそうな絵本を、前回同様に並べてみました。
参加者様からもオススメ絵本を持参してくださった方がいました。
『Call My Name』/葉 祥明
『雲の上のハリー』/城井 文
『けんちゃんのもみの木』/作・美谷島郁子、絵・いせひでこ
『きつねの電話ボックス』/作・戸田和代、絵・たかすかずみ
『にじいろのさかな』/マーカス・フィスター、訳・谷川俊太郎
『Life』/作・くすのきしげのり、絵・松本春野
『おおきな木』/シェル・シルヴァスタイン、訳・ほんだ きんいちろう
などなど、ご持参くださりありがとうございました。
Amebaブロ仲間さんがご紹介していた本もあります(^^)。
その中から、ワーク前のイントロダクションとして詩文朗読がありました。
スタッフのクロさんが見つけてくださった『詩ふたつ』(文・長田 弘、絵・クリムト)です。
どこにもいない人に会いにゆく。
きれいな水と、
きれいな花を、手に持って。
どこにもいない?
違うと、なくなった人は言う。
どこにもいないのではない。
どこにもゆかないのだ。
いつも、ここにいる。
歩くことは、しなくなった。
(「花を持って、会いにゆく」より一部引用)
朗読は参加者のOさん。
ありがとうございました。
紡ぐ光の物語~第2章は『ラグーン*ジェルキャンドル』。
まりーさんのオリジナル技工を施しながら、水(命の源)と天(そら)が出逢う場所をイメージして、大切な人への想いや願いを込め、ときには心の中で対話しながらキャンドルを作ります。
真剣にデコ資材を選ぶお姿、持参した思い出の品やお気に入りアイテム等を慎重にレイアウトしている傍らで、ほのかな笑い声があがったり、会場の空気も自然にあたたまってゆきます。
📷O様のラグーンキャンドル
優しいレインボーカラーにも見える仕上がり。
📷I様のラグーンキャンドル
鮮やかで深い青が印象的です。
📷H様のラグーンキャンドル
ご家族旅行の思い出の海、拾った貝殻やサンゴを盛り込んで表現。
📷М様のラグーンキャンドル
ガラスの専用蓋をした状態のキャンドル、灯さないときにもお洒落に置いておけますね
📷Se様のラグーンキャンドル
大切な人が生前身につけていた衣服を整頓中に、ポケットからこぼれ落ちたという白い貝殻。
どこで拾ったのか… 思いを巡らすようなキャンドル。
📷Sa様のラグーンキャンドル
池の畔で待ち合わせバージョン。
2匹のカエルが見つめ合っていてラブぃですね。
📷N様のラグーンキャンドル
大切な人が拾った思い出の石に手描きペイント持参。
イメージキャラは知る人ぞ知る?!
大切な人のイメージでしょうか☆
📷ひまわり様のラグーンキャンドル
花材メインで、グラス底にサンドは敷かずクリアーなタイプ。
「ちょっと盛り過ぎました!」と汗笑に、思わず「わかるわかる、たくさん手向けたいもの~」と心の中で。
📷くまきち様のラグーンキャンドル
ご持参の手作りミニドライフラワーの花束をコリラックマが捧げるイメージで。
『花束をきみへ』
📷Na様のラグーンキャンドル
海の光色も、ライトや光の当たり具合で綺麗に変化。
あれ? 亀さんが泳いでます!?
📷Y様のラグーンキャンドル
波間から見える海底のゆらいだ感じが涼しそうです☆
📷花様のラグーンキャンドル
大切な人にも、波の音、潮騒が届いているでしょうか。
今はまったりのんびり寛いでいるでしょうか。
完成したキャンドルを前に、参加者皆様からワークの感想や作品に込められた想い等をお一人ずつ語っていただき、その場でできる簡単ストレッチをして閉会となりました。
猛暑の中、開催会場までお越し下さりありがとうございました。
そしてお疲れ様でした☆
講師さんをはじめ参加くださった皆様のご協力のもと、アートワーク開催の運びとなり、無事に終了しましたことを心から感謝し申し上げます。
次回のアートワーク企画『紡ぐ光の物語〜第3章』については、追って広報でお知らせしたいと思います(^^)。
◆自死遺族の集い
★第16回 集い 9月5日(第1日曜日)◎武蔵浦和サウスピア