自死遺族の集い『星のしずく』主催で、『曼荼羅パステルアートワーク』を3月28日に開催しました。
コロナ禍の緊急事態宣言延長で、開催日も約2ヶ月弱の延期になってしまい、ご予約者様には予定通り行かないことで、ご迷惑をおかけしたと思います。
キャンセルも数名ありましたが、去年の12月に引き続き、開催を迎えることができました。
参加者6名様+スタッフも久々に曼荼羅画に取り組む姿勢で(^^)、講師(保坂三智子さん/任意団体ORIZURU)を含め、計9名の会場入りでアートワークがスタートしました。
★曼荼羅画/Kumiさん
はじめに、曼荼羅を描くということについてのガイダンス。
クラドニ図形:目にはみえなくとも振動が波になり曼荼羅の形をつくる…等。
★曼荼羅画/Oさん
実際に描く作業に入る前に、気をめぐらす軽い運動、呼吸法で気持ちを整えていきます。
★曼荼羅画/Kuroさん
湧いてきた様々な思いに集中します。
詩文(若松英輔)の朗読もありました。
★曼荼羅/Nさん
コトバは、様々な姿でこの世に存在している。
色、音、かたち、香り、まなざし、あるいは、ふとした呼びかけとして顕われることもある。
★曼荼羅画/H.M.さん
大切なあの人との日々のありようは、はっきりとは語り得ないが、一群の色として、今も心でいきいきと感じられる、そう思う人は、いるのではないだろうか。
『悲しみが言葉をつむぐとき』より引用文
(若松英輔、和合亮一)
★曼荼羅画/Sさん
曼荼羅(かたち)を選ぶワークへ進みます。
大切な人を思いながら、必ず届く…と、贈り物を選ぶ気持ちで。
★曼荼羅画/Mさん
一人二枚の作画。
パステルを紙面に落ち着かせるために、定着スプレーを吹きかけ、乾かして出来上がり。
★曼荼羅画/E.M.さん
その時に浮かんだ言葉や思いをカードに書いて添えます。
彼方へ届ける~ということで、描いているときは、大切な人に向き合いながら、そして対話しながらになりますから、亡き人との共同作品とも言えるのではないでしょうか。
曼荼羅画掲載を承諾してくださった参加者の皆様、ありがとうございました。
m(_ _)m
シェアタイムでは作品を手に取りお披露目しながら、参加者様お一人お一人に感想や『今の想い』を述べていただき、最後に全員でその場でできるストレッチで体を解して、閉会となりました。
感染防止策に徹した会場セッティング、講師の方をはじめ参加者様のご協力のもと開催できましたことを、心から感謝し申し上げます。
◆◆お知らせ◆◆
今年は蝋燭やランタンアートワークも考えていて、講師さんを交えてのワーク懇談会記事を時々アップしていますが、火を灯すことを大前提で作る『工芸品 』としての要注意事項記載を省略していますので、少し追記しました。
ご指摘くださったキャンドルディプロマを取得しているいつかさんがとても丁寧に記事にしていますのでリンクさせていただきます。
⚠より安全に蝋燭を愉しむために
◆自死遺族の集い