昨日の朝は、かなり湿度が高い朝でした。

昨年の冬の初産では、腰抜けになっていたのを見つけるのが遅くなって、親方が点滴をした後にも1週間立てなくて、毎日祈る気持ちで、ぬるま湯や草を口元に運んだり、毎朝、親方と言い合いになりながら、カウリフトで吊って、数秒でも立たせたり、寝床を変えたりして、奇跡の復活を遂げてくれたコバンちゃんは、先日、2産目を無事に終えました。

親方と二人で、コバンちゃんが立てるかどうか、数日間、要注意中でした。(この時は、広場から脱走中だったピーナッツちゃんとナミダちゃんと、なんとなく一緒に草をつまんでいた)

今回は、分娩後一度も腰抜けにならず、1週間してから、1群に復帰してくれました。(まだ要注意ながら、初産の時に大変な経験をしたせいか、逞しくなった感じがして、その辺はかなり嬉しい)

そして、分娩後のコバンちゃんのそばで草をつまんでいたナミダちゃんは、初産の時からずっと広場在住ですが、天気が良さそうならば、朝の搾乳後に1群に行って畑で過ごし、夕ご飯頃に、
テクテク、
広場へ、
帰宅します。

たまに、今まで畑にいたのに、すぐに広場に帰らないで、その辺の草をつまんだり、ちょっと寄り道をしています。

そして、ナミダちゃんと一緒に脱走中だったピーナッツちゃんは昨日の朝、大腸菌の乳房炎ぽい感じで、急いで抗生物質を注射しましたが、一気に食欲がなくなってしまい、毛艶も表情も暗くなりました。。

実は今月の始めに、ナミダちゃんのように、ずっと広場在住の8歳白がち母さんが、パーラーでは乳房炎とは分からず、濾過紙も汚れていなかったのですが、いきなり立てなくなっていることが分かり、大腸菌の乳房炎でもう菌が体に回って手遅れにしてしまい、可哀そうだからと治療することなく、すぐに獣医さんを呼んで、安楽死させるという、本当に悔しく悲しい出来事があったので、療養広場に、強い菌がいるのかもしれないということで、普段は朝の搾乳で母さんたちが出勤している間にやる除糞を夕方からして、石灰をいつも以上に念入りに撒いたり、水飲み場を掃除して、寝藁を敷いてから、まだピーナッツちゃんの食欲は全く戻らないので、もう一度抗生物質を注射してから、親方が点滴もしました。

そして今朝は、自力で立てなくなっていて、カウリフトで吊ってなんとか立てる状態で、もう一度、親方が点滴をしました。

その後、自分で立てるようになって、青い草だったらちょっとつまんでくれて、親方と本当に喜んで、夕方にはサイレージも食べに来ていて、ピーナッツちゃんは、なんとか発見治療が間に合いました。。

おやすみ
なさい💤