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今朝は、スタッフさんが1名お休みで、1、2群の搾乳から入りました。
今朝は、油断すると、冬の気配さえ感じられるほどの冷たい空気に、綺麗な星が見えました。
普段、前搾りをしていない1、2群で、毎週乳房炎が見つかるので、何かイマイチなことがあるのかもしれないと思いますが、ガッツのある頑張りやさんのスタッフさんが主に搾ってくれているので、今はただ、その頑張りに感謝するばかりです。
でも、めったに乳房炎が出ない1、2群なので、仕事をお願いしているのに大変心苦しいですが、自分がやっていた時と、母さんたちの様子で何が違うか考えながら搾乳を続けました。
今の高野牧場の仕事全部を、自分たちで出来たら、やっぱり、母さんたちの表情が見えて、細心の注意を払えるので、気持ちは安心ですが、家庭生活が完全になくなります。。。
仕事を離れた時間や考えもなくなり、ずっと合宿生活みたいになってしまいます。。。夫婦喧嘩は絶えません。。。
農業も、他の仕事と同じように、喜びも大変さもある、あるひとつの職業ですが、長く勤める環境が整えづらい職場です。
結婚してから6年、牛たちの゛かみかえし゛(反芻)している優雅でのんびりした姿に心底励まされ、その姿が見たくてやってきていますが、今のところ、農家の暮らしを「楽しむ」には、まだまだ道のりは遠く、長く険しく感じています。高野牧場は、やや中規模なので、完全に放牧(放牧は、見た目はゆったりしていますが、実はとても難しく、システマティックな仕事と思われます)をされていたり、家族だけで経営されていたりする牧場とは違う部分があるのは仕方ないですが、結婚してから丸6年、自宅(しかも2年前に新築。私は完全な一軒家は、生まれて初めてでした)で、夫婦で休日を過ごしたことが一度もないというのはどうなんだろうなあと思います。
この6年、夫婦で、仕事を離れて数時間以上過ごしたのは、高野父が病に倒れて手術に付き添ったり、高野おばあちゃんが亡くなった時などの緊急事態の時ばかりです。
今は、夫婦で一泊でも旅行したいという希望も全くなくなりました。
もちろん、牛たちのことが心配だからですし納得していますが、これまでずっと、仕事をしていないと罪悪感が押し寄せてきてストレスだらけでしたが、最近、自分が気持ちも体も健康で仕事に関わっていくには、ちょっと投げ出す部分がないと、やっていけないことを痛感しました。
ただ年取ったのか、偉そうなふりをしているだけなのか、また何年後かに自分に返ってくると思いますが、今は、スタッフさんのやる気と母さんたちの健康を両立させるやり方を探ろうと思います。
昨年のカナダ一人旅で見た搾乳風景が、いつも思い出されます。
外国の牧場に、また行きたいなあと何故か思います。日本の中にも、勉強になる牧場がたくさんあると思うのですが、牛に対する思いとか接し方が、国によって違うみたいで、そんな違いの中で、おっぱいを搾られる母さんたちの姿を、見てみたいなあと思います。