今日はお休みをいただいたので、昨晩は、安部さんのニュースを遅くまでぼんやり見てしまいました。仕事の準備も兼ねて、休みにいろいろやっておこうと思っていたことがあったのですが、今朝は布団を干して、朝風呂に入り、掃除機をかけて、あとは力尽きて、のんびりぼんやり過ごさせてもらいました。
昨日は、私がアルバイトで高野牧場に来た7年前より前に、他の牧場から親牛で買ってきたというおっさんと、乾乳牛舎にいたけれど、すぐに流産してしまい、猛烈な発情で、乾乳牛舎のパドックと、広場のパドックの仕切り用の扉を壊してしまった古い母さんの2名が、旅立ちました。おっさんも古い母さんも、本当に古いつきあいの同僚だったので、本当に残念ですし、日常生活には何も問題はないのですが、10回以上種付けしても止まらなかったり、流産のくせがついてしまったりすることと、発情のときの勢いが強くて、それが毎月くるので、どうしようもなかったのですが、それでも寂しいです。
安部さんは、入院するそうですが、若い頃、自分で無責任な仕事をして自己嫌悪に陥ったり、上司や目上の人に怒られたり、自分で自分が嫌になってしまうということがなかったんだと感じました。そうでなかったら、あの時自分に嫌気がさしたこと、ふがいない自分が悔しかったことがあって今、自分はついに総理大臣という職まで辿りついたんだから、なにがあっても自分で自分を叱咤激励できる力が湧いてきたはずではと思います。
私なんかでも、どんなに母さんたちがかわいいと感じても、アルバイトの立場から、仕事になり家業になると、「もうだめだ、やっていけない。。。」と数えきれないくらい思ってきました。(ちなみに結婚生活に関しては仕事以上に。。。)
でも、自分のすすみたい道が全く見えずに右往左往していた20代に、全く知り合いもなにもない北海道で、偶然に母さんたちの仕事に出会い、親方に出会って、もうこれしか自分には続けていきたい仕事もないし、結婚なんて考えもつかなかったのに、親方とは、共有できる思い出もなくし、10歳も年が違うのに、何故だか一緒にいて楽しくて楽ちんだったので、全く迷いもなく結婚を決意できたので、やっぱりつらくてももう少し頑張ろうと思いなおして今に至っています。
台所の流しの横に、枯れかけていた葉っぱを置いて、実家の母がやっていたので真似して、お米のとぎ汁をあげていたら、いつの間にか、鉢に合わないサイズに成長しました。