今朝は、薄曇の空で、搾乳後、雨が降ってきました。先週の土曜日に、女の子1名と男の子1名がそれぞれ仙台と大阪から新しいスタッフさんとしてきてくれました。女の子は、頑張りやさんのスタッフさんがワーキングホリデーでニュージーランドへ行っていたときに知り合った友人を紹介してくれた人で、男の子は、数年間にちょっとだけ別海町の牧場で働いたことのある人です。新しい方に仕事を教えることや、気持ちを切り替えることを特別なこととして構えないようにすることも、今回の自分の課題なので、熱意は持っていたいのですが、自分が疲れすぎないように気をつけることにも気をつけようと思います。母さんたちのえさ入れのタイミングも、ようやく夫婦間で話合いがついて落ち着き、えさの量も一時がっくり減って、乳量もがっくり減ったりしましたが、体調のとても悪い母さんは今のところいないので、まあまあ落ち着いている方です。先週、3群の母さんが搾乳中に何かの拍子にミルカーを蹴り落とそうとして鎖を足にからませ(私は、その日の朝の検定で新しい方が来たりしていたので、その緊張が午後の搾乳でもまだあったのではないかと思うのですが、実際は母さんに聞いてみないと分かりません)、私が高野牧場で搾乳を始めてから一番どうしようもない状態になってしまい、ついに自動車1台分と同じくらいの値段というメイドインUSAのミルカーも壊れるのだろうか。。。と1名でなすすべもなく呆然として、結局、冷静にならないとと思いながらも、何故かバーをあげて、母さんは鎖をひっかけたまま他の母さんたちと帰ろうとして、でも、足が外れないので、そのままパーラーの踊り場に倒れ込んで、そこで、ようやく急いで、蹄の間に入ってしまっていた鎖を手で外すことが出来、しばらく母さんは恐怖と緊張で立てなくなっていたミルカーのパルセーターが故障していて、翌日私はお休みをもらったので、右後ろのおっぱいが搾れないまま1日過ぎたことに気づかず、たった1日だったのですが、1群のめったに乳房炎の出ない若い軍団が、右後ろのおっぱいから塊が出る母さんが2名出て、この間、共済の冊子に、セファメジンは何にでも効くけれど、耐性が出来ると大変なので、大腸菌などの重症の乳房炎以外の熱も体調もそれほど悪くない場合は、昔からあるペニシリン系の抗生物質の方がいいと書いてあったので、早速獣医さんに頼んで、若い母さんたちにはその薬から使うことにしました。不思議と、塊の出るおっぱいを探すために前搾りを始めるのですが、2名とも1群の先頭の列で見つかったので、とても楽をさせてもらいました。今は頑張りやさんのスタッフさんが1,2群を搾ってくれているので、間違って抗生物質を搾ってしまってはお互いつらいので、その2名の母さんたちは広場に移して、私たちが搾ることにしています。乾乳母さんも今月も割りといますが、分娩も多く、昨日は4名の分娩があり、親方は2番草の肥料撒きもやっているので、ご飯を食べる以外はずっと仕事という感じです。5月から種を付けてもらっている父さんが、オランダの父さんということで、来年がとても楽しみです。ナチュラルさんは、とよ母さんと全く同じで、3群と広場を自由に行き来し、最近は、3群の入れ替えのときに、大きい扉を2枚通路面にずらすとき、1枚ずつ動かしているその合間に小さい体で通路に入ってしまい、自分だけ通路からサイレージを食べ、その内、一番奥までいって、外の青い草まで食べています。でも、どこへも逃げず、その先は糞尿のラグーンなのですが、そういう危険な場所まで行くこともなく、広場の搾乳にはちゃんと親方に連れ戻されてパーラーに来ます。でも、ストレスも多いみたいで、見た目はとよちゃんと同じように気ままに過ごしているように見えますが、若牛のときに比べると、大分やせました。一昨日から今年のサイレージに切り替わり、ついこの間刈り終わったのに。。。という感じです。この間産まれたホルメスさんは、アンジェラ・アキからとってアンジェラちゃんと付けました。高野のお母さんの初物のトマトをいただき、コープのトドックのトマトもとてもおいしいと思っていただいていましたが、高野お母さんのトマトは別の食べ物のように甘くて甘くて、改めて本当にびっくりしました。