
今朝も外へ出て、お星様の姿を見ないまま牛舎へ着いて準備を始めました。昨晩の天気予報で、今朝は最低気温が氷点下8度とあったので、びっくりしましたが、さすがにそれほど冷えた感じはなかったのですが、ほとんど真冬と同じようにユニクロのベストといただきもののかわいい腹巻をしてマスクもして搾乳が始まりました。1群が1頭余りで、ここ数日残り2列の8頭目の母さんをディッピングをつけてから待機室にバックしてもらい、残った母さんにパーラーに入ってもらい、待機室に戻った母さんを待機室横の扉からパーラーの外へ出して床へ帰ってもらうという作業だったのですが、うっかりして8頭目の母さんが搾り終わるまで時間のかかる母さんを選んでしまうと、相当なロスタイムになってしまうので、今朝は親方に、3群から移ってしまっていたよだれの垂れやすい母さんを3群に戻してもらいました。今朝は大将が発情で、おっぱいは張っているのですが、ほとんどおっぱいが出ないままミルカーが外れ、床に帰ってからしばらくないていました。3群の塊は、急速に収まってきて、6名から2名に減りましたが、3群の中でもかなり大きなおっぱいで入ってきていた母さん2名は、抗生物質を注射してもらって熱は下がり、かみかえしをしながらパーラーに入ってくるようになったのですが、体力はまだ落ちている状態のようで、抗生物質を注射してもらった時の乳房炎とは別のおっぱいも塊が出て腫れているので、早めに薬を入れました。広場に移した獣医さんに2回診てもらっている母さんは、おっぱいの張りも戻らず、震えも今晩も見られて、乾草を持っていくと草だけは食べてくれるのですが、獣医さんには四変胃という診断はされていないので、治療も続けていないのですが、だんだん悪くなるような感じもして、とてもかわいそうです。昨日、これまで私も一緒に手伝っていた仔牛たちの除角を、今年はトラクターの修理でお世話になっている機械屋さんのお兄さんにバイトで手伝ってもらい、親方と2人で朝から作業をしてくれて、夕方には全頭終了してくれました。本当に大変な作業で、特に1歳過ぎた仔牛たちもいて、15cmくらい伸びた角を切って焼く作業は、仔牛たちが大暴れするので、押さえるのが本当にきついのですが、今晩、365日休みなく働いてくれているトラクターのアームが曲がってしまったそうで、お兄さんに電話したら、全然大丈夫ですと言ってくれていたそうなので、細いお兄さんなのに根性があるんだなあと感心させてもらいました。トラクターは、明日の朝、修理に取りにきてもらうそうです。トラクターも故障したときが唯一の休める時なので、少しの時間休んでくるのかなあと思います。牛たちの仕事にトラクターは欠かせないので、スタッフの1名と言ってもいいのではないかと思えます。とよちゃんの2番目の娘のジーコジャパンは、今朝仔牛の牛舎へ行ってみると、除角した後とは思えないほど普段通りの様子でもりもり草を食べていました。カメラを向けても全く逃げたり怖がる様子もなく、さすがとよちゃんの娘さんだなあと思いました。他の仔牛たちも、血が出ていたり、体調が悪くなってしまっている様子も見られず、上手に切って焼いてもらったんだなあと思いました。今年からはなんとか除角は1~2ヶ月齢の小さい仔牛の内に終えられるように仕事の流れを作っていかないとと思います。