今朝は 、外へ出ると、もうオリオン座は自分の後ろに近いくらい右端の空にありました。氷点下2~3度くらいだったのか、今朝は、パーラーで搾乳の準備を始めると、ライナーとキャップの隙間にじゃりじゃりの細かい氷が詰まっていて、お湯を出そうとホースのレバーを引くと、カチカチに凍っていて、動きませんでした。シャッターを閉めておけばよかった、もうそういう季節なんだなあと思いました。今朝はみわさんがお休みだったので、あいさんに1群の搾乳を始めてもらい、久しぶりに除糞に入りました。みんな私が糞かきを持ってストールの糞を落としながら近づくと、びっくりしたように慌てて起き上がって急いでバックして待機室へ向かうので、追う作業がなくて楽でしたが、こういう牛たちの動きは、良いとは思えず、いつもかなり慌しく追われているんだなあということが分かりました。牛たちとの接し方は、実際に目の前で見なくても、その人がいないところで思いがけず伝わってくるので、本当に、動物との仕事は言葉なくても声を発しているなあと実感します。今朝は、2群で1名、3群のおぎょろさんの2名を乾乳にしました。今日も2名子牛が産まれました。3群を追ってくるとき、ビージーっ子ちゃんが床から降りるのもとても大変そうで、足が痛むのもなかなか良くならないみたいなので、追いながら広場へ移そうと思いましたが、他の母さんたちが行ってから、と思ったら、そういう時だけ慌てて進んで行ってしまい、追いかけて戻すのもかえって負担なので、搾乳が終わってから移そうと思い、今朝は3群のままにしておきました。広場には、初産軍団が4名いて、3群にも2名混じっていたので、6名を1群へ移しました。午後、数を合わせないと、初産組はミルカーをかけるのが大変なので、移動をお願いにいきましたが、割とスムーズに6名2群へ移動してもらて、よかった、と搾乳の準備に行こうとしたら、1群と2群の間の扉が開いていて、誰かがもう一方の扉で私が母さんたちの移動をしている間に、チェーンを外しておいたものの、閉めていた扉を押して開けてしまったようでした。2名の母さんが1群へ行ってしまっているのが分かったので、戻ってもらいましたが、搾乳が始まって、また除糞をしていると、搾り終わって帰ってきた母さんたちの中に、2群の母さんがいて、搾乳に戻ると、また2群の母さんが混じっていて、2名以上の方が1群へ移ってしまっていたようで、明日、もう一度移動をしっかりしようと思い、今晩はそのままで終了しました。