昨日は、みぞれから雪に変わり、一面真っ白になりましたが、今日一日でほとんど溶けました。今朝は、1、2,3群とも搾乳中には発情母さんを見ませんでしたが、最後の最後で広場のシラウメ母さんが、大きな声で鳴きながら待機室にやってきたので、人工さんが来る直前に親方に伝えることが出来ました。最近は、乾乳になっているとよちゃんが、決まって一番最初に待機室にひょこひょこやってきて、耳をぴんと立ててかみかえしはせずにこちらと見つめ合うことが日課のようになっています。いつも3群と広場を区切るロープをくぐって、自分で広場に帰るので、普段は広場で過ごし、仕事の時間は3群からやってくるので、たくましいなあと思います。今のところ、夕方の搾乳でも乳房炎は治療中の小さい母さん1名のまま終了しましたが、今日は日中気温が上がったせいか、塊の出る母さんが少し増え、バケットでは2名搾りました。3群のバルクちゃんという名前の母さんの、後の2本のおっぱいは、ほとんど交差するくらいくっついていて小さくて、ミルカーをかけると調子よく搾れることもありますが、ミルカーが一本ずつしっかりはまらず、ブカブカものすごい音を立てて今にもミルカーが滑り落ちそうになり、違う母さんのおっぱいを拭いたりしていても、ブカブカ始まる度に仕事を中断して、なんとかうまい具合におさまらないか四苦八苦するのですが、香織さんのアイディアで、100円ショップで大きめの洗濯ばさみを買ってきて後2本のミルカーのライナーのチューブをはさんでみたところ、音が小さくおさまったり、ミルカーの場所によっては、ばっちり位置が決まって、音もなくしっかり搾りきれるようになり、新しい小道具が見つかりました。今晩、最後の広場の乾乳してある小さい母さんが、パーラーに一緒に入ってきて、かなり長くうなっているし、やけにお腹が膨れてまんまるになっているように見えて、空気がたまってしまっているのだろうかと一応親方に聞いてみましたが、大丈夫だろうというということで少し安心しました。初産軍団の、黒がちの母さんは、これまでにいなかったくらいおとなしくてびっくりします。ミルカーをかけてもおっぱいが出ないので、オキシトシンを注射してもらっています。