水曜日に42700円で2株売り抜けて、残り1株ホールドでとどめておいた<4840>ドリームテクノロジーズ。
水曜日の後場と木曜日に連続ストップ安で株価はあれよあれよと言う間に30700円(仕入れ値は27700円なのでまだ含み益アリ)。
金曜日もストップ安かー。来週2万切る勢いならナンピン買いするぞー、と思っていたところ、深夜2時に日経に強烈な材料が投入された。
いわく、平成電電の再建に、ソフトバンク、USEN、ライブドアが名乗りを上げたというものだ。ドリテクの筆頭株主が平成電電のため、平成電電の支援企業にドリテクが選ばれれば、子会社が親会社を食ったことになる。また、平成電電の支援企業がソフトバンクになれば、当然平成電電子会社のドリテクもソフトバンクグループ入りで他も同じ。プラス材料なのは間違いないと判断した。
夜中にこれを見て、朝まで考えた挙句、ドリテク株3株成り行き注文。
金曜日も下げるだろうと思った人たちは、利益確定or損切りしようと当然前日から売り注文を入れておくわけだ。でもそういう人の多くは朝から取引はしない。だって、普通大人は通勤準備で忙しいから。そして電車内や会社で日経新聞を読むだろう。そうなると、この夜中2時の日経のニュース、もちろん朝刊に載っている訳だが、コレが広く知れ渡るのは10時以降だと見積もる。
ということで、多分指し買いする必要なく安値でつかめるだろうと成り行き注文を選んだ。いざとなれば優先されるのは成り行きだし。
そして買い注文の結果、30300円で2株、30000円で1株約定。
何度か寄ったものの、出来高を作りながら株価は昨日までと打って変わって買い優勢。ストップ高の34700円で取引終了。買い注文は約4万残った。
よりによってソフトバンクが出てきたのだから、ここで終わるものではないだろう。前回の転換点となった4万2000円あたりの壁を突破するんじゃないかと予想する。
でもまあ、おっかないので月曜日は多分ストップ高と予想して、月曜日の歩み値を見ながら、火曜日に指し売って、2株売却しておこうと思う。予想通りにいくなら4万2700円で2株売却、やはりタネの10万がほとんど無事に帰ってきて、2株ホールドになる。
鳥インフルエンザが人に感染して猛威をふるうようになったときのために、厚生労働省はこのウイルスにも効きそうな薬として有望視されているタミフルを2500万人分備蓄しようとやっきになっている、というニュースがあった。でもヨーロッパとかアメリカも大量に備蓄する構えで、日本が2500万人分も集められねーよ、って内容だった。
タミフルの特許を持つ米医薬品会社のギリアドは、スイスの製薬会社ロシュに製造・販売を任せている。このたび、やたらと欧米+日各国で危機感が煽られ、タミフル増産が声高に叫ばれるにあたって、ロシュが第3者製造もアリだと思うよ、と表明したことに対し、ギリアドが大激怒。タミフルのライセンス契約を解除したりして、ごちゃごちゃしている。こんな状況なのだから、きっと日本の2500万人分がそろうのは当分無理だろう。
それにしても、このような薬の特許を持ってると強いね。日本の製薬企業にも頑張って欲しいもんだ。国内最大手の武田でも売れ筋薬品の中で特許持ってる薬は4つだったかな。他のところは1つか2つだった気がする。とにかく少ない・・・・・。
鳥インフルエンザが今までのインフルエンザウィルスと違ってヤバそうなのは分かる。
スペイン風邪とかホンコン風邪が鳥インフルエンザだったなんていう説も紹介された。初めて聞いたよ。まあ、これも数十年経った後ではサンプルも何も残っちゃいないだろう。それならなんとでも言えるのでとりあえずここではおいておく。
問題は、古館さんの横の解説者。
「私は細菌とウィルスの違いがよく分からないんですけどね・・・・・」
って、オイ!お前それで解説するな!
「細菌は自分でいろいろ食べて殖えて、でもウィルスは細胞の中に巣食って。人間の最後の敵はウィルスですね。」
さっきの発言のせいで全然説得力がねえええええ!
「鳥インフルエンザが人に感染し始めたら、そりゃあもう猛烈に、猛烈に広がりますよね。」
うおおおおお!解説になってねえええ!
なるほど、ニュースの解説者ってのは野球でもなんでもそうだけど、自分の素直な感想を述べるだけで給料がもらえるんだから素晴らしい職業ですよね。
ってことで、報道ステーションに言いたい。女子高生が密室で刺殺された云々の、当該地域以外まったく関係なしの超ローカルニュースに注ぎ込む予算なんかバリバリ削っちゃって、インフルエンザ云々のニュース解説には医者か薬剤師か専門家を呼べ。
さらに言わせてもらうと、厚生労働省がタミフル集めようとしてるけど見通しは暗いです、と報道しておいて、煽るだけ煽っといて、何も解決策とか建設的な意見を述べずに終わるってのは正直どうなのか。「ちゃんとしてほしいですね。」とか言われなくても厚生省の人たちは必死でしょうよ。話のピントがずれまくっている。
今の話はテレビ朝日の報道ステーション以外にも言えることだ。どのテレビ局の朝のニュース、昼のワイドショー、夜のニュース、どれをとっても、くだらないネタに時間と金を注ぎ込み過ぎている。
大体、凶悪犯罪がどうのこうのと報道して何か意味があるのか。当該地域、当事者や関係者たち以外にとっては、言葉は悪いが、ただのショーに過ぎない。
リポーターが事件がどんなに悲惨だったか、遺族がどれくらい悲しんでいるかを聞き、被害者がどんな善良な人だったかを紹介する。一方、加害者はどんな生活を送ってきたのか、どんな趣味があるのか、近所の人は彼/彼女をどう思っていたかを紹介する。
そして、スタジオに戻って、司会が「悲惨な事件ですねえ」とコメンテーターに話を振る。コメンテーターはただ画面映りが良いだけで、関係ない分野の専門家や作家、俳優/女優ばかり。そして彼らは「ひどい事件ですねえ」「こういう事件を繰り返してはいけないと思います」などと、心底沈痛そうな表情でテンプレートの感想を述べるだけだ。
少々の違いはあれ、大体こんな流れだ。
よくこんなニュース番組にスポンサーがつくなあ。
凶悪犯罪なんて、どうせ日本全国で見れば1億2000万人いるんだから数日に一件の頻度でおき続けるだろう。そんな一つ一つの、関係者以外にはぶっちゃけどうだっていいニュースを、全国配信するテレビの限られた時間枠の中で流すのははたして意味があるだろうか。
どうせ次の凶悪犯罪が起きれば前の犯罪の存在感はどんどん薄まる。それならいっそ予算をこんなのにつぎ込まずに、JR山手線事故とか政治経済関連の、もっとマクロなネタの取材につぎ込むべきだ。
毎日毎日学校やらサークルやらで家にいることが少なかったから、ちょっと嬉しい久方ぶりの休日。
先日、授業で僕の2つ前の列に座ってる人達が、TOEFLの対策本出していろいろ話してた。あー。英語かったりい。僕の場合、中学校からかれこれ8年も勉強して喋れないんだから、日本内でどれだけ勉強しても喋れるようにはならないんだろう。となると、やっぱ留学かあ。
留学先っていったら、アメリカかイギリス。アメリカではアイビーリーグのどれかか、スタンフォードか、カリフォルニア大学2校、イギリスでケンブリッジかオクスフォードってところだろう、多分。というかこれくらいしか知らないし、現時点でこれ以外には行く気がしない。
ぶっちゃけ、ノーベル化学賞の野依さんなどはずっと日本の大学にいて受賞に至ったんだから、研究するために外国に行く必要はないと思っている。嶋田先生の言っていたとおり、向こうで友達を作るとか、西洋風の研究生活スタイルを体験してくるとかでいいんじゃないかと思う。あと、英語が喋れるようになること。
そんなこんなで留学がどうのこうのとテキトーにググって調べてたら・・・・・・なんと!薬学部同期の人のブログ発見!ここでURL明かすのはどうかと思うので、ヒント。
ヒント:「ハーバード」でググる。検索結果の上~中ごろ。
なるほど。話したことある。ていうか2週間前のスペ語で少林寺なF島君の隣、僕の斜め後ろに座ってた。ハーバードかあ。ハーバードって言ったら、いかにもプレッピーな感じだ。残念ながら僕は白人じゃないし良家の子息でもないが。
ここで夢も希望もなくなるが、学費などの話。
東大含め、もともと国立大学だったところについては、学費は医学部薬学部も含めてすべての学部で一律年55万円くらいで、私立大学泣かせの破格の安さだ。
みんながどう思うかは別として、頑張れば誰でも国立にいけるシステムが現実としてあるので、私立は話から除外する。
そして、レベルの高い大学になるにつれて、推薦入試は姿を消し、一般入試オンリーになり、門戸が平等に開かれる形となっている。点数取れば入れる。良家の子息でない僕がここにいるのも、頑張って勉強してテストで点数を取った、ただそのおかげだ。ビバ平等!
所変わってアメリカ。先日、ヤフーかどこかのニュースにも出ていたが、こちらは日本と全然状況が違う。レベルの高い大学はほとんど私立なので、学費もすさまじく高い。ハーバードなどは、4年間ずっと教養学部で、年間、日本円にして数百万円の学費。ちなみに、慶応よりずっと高い。ニュースによれば、経済的な理由から中流家庭の子供はハーバードにいけないらしい。イギリスなんかはまだ家柄が強いらしいので、状況はもっと悪い。
ここで問題なのは、アメリカでは学歴がしっかりと「実力」として判断されることだ。ハーバードなどの良い所の大学を出ると、高収入の仕事は保証されている。日本ではどうだろう。「悪平等」なる言葉がある時点で、状況は推して知るべし。
要するにまとめると、
日本 頑張れば誰でも東大に入れる 東大でても高収入保証なし
米国 金持ちしか良い大学に行けない 良い大学出れば高収入
英国 家柄で行ける大学が決まる 良い大学出れば高収入
普通に考えて、次のことは納得できる。
「入口の平等が確保されるならば、その後の不平等は容認されるべきである。」
つまり、頑張れば頑張った分、良い待遇を受けられるということだ。これが守られない場合、社会に活気がなくなって、例えるならば、末期のソ連みたいになる。
で、これに照らして考えた場合、日本も米国も英国も、それぞれが歪んだ構造をしているということだ。
日本は頑張れば誰でも東大に行けるが(行けねえよォという人もいるが、実際の制度上はそうなっている。)、高収入が確保されるなんて話は聞かない。そんな話があれば朝○新聞なんかの左系新聞は大騒ぎするはずだ。
一方、アメリカやイギリスでは、入口の時点で高収入へのセレクションが始まっている。日本のように、「あなたの若い頃の努力が足りなかったんですよ」という理由が使えない。不満が積もりに積もる人もそりゃあものすごく多いだろう。
日本では年功序列とか終身雇用といった制度が幅をきかせていた頃、「日本は世界的に見て凶悪犯罪少ないし超安全社会だ!」なんて言われていたが、僕が思うに、この大学入学制度の違いが結構きいていたんじゃないかと。日本では自分の境遇に、自分が頑張ったおかげor頑張らなかったせいだと理由付けできたから、それなりに納得して、不平等にも耐えようとする社会的空気が醸成されていたのではないか。
英国では、何百年も身分と就ける職業がきっちり決まっていたので、最近になってもそれなりに自己の境遇に納得できる状況があるのではないか。
これが米国では、自由と平等を元にやってきたのに、結局、元宗主国イギリスみたいな家柄・財産セレクがはびこるし、ってことで、夢見てアメリカにやってきた連中が騙された気分になっているのではないか。
そこで、今の日本なんだけど、アメリカ型の実力重視社会になるぞー、みたいなことが言われている。でも、本当にアメリカ型競争社会になるんであれば、マスコミの楽観的な報道には注意する必要がある。特に、「学歴じゃなくて人間性が大事」とか信じてる連中はひどい目に遭うことになる。
僕はホントに競争社会になれるのか心配で仕方ない。アメリカ型の競争社会にするんなら、きっちりアメリカ化してくれよ!と心から思う。
中途半端にアメリカ型になると、東大生は不利に置かれるからだ。僕は、「大事なのは人間性」とか抜かしている連中に比べて、夢の実現に向けてよっぽど努力して自分を磨いているし、コミュニケーション能力もあると自負している。そして身の回りの東大生を見ても、みんな知識量ハンパないし、スポーツも出来るし、なによりもみんな揃いも揃って良い奴ばっかりだ。
アメリカのように、日本社会でも学歴がちゃんと評価されるようになって欲しいと思う。
学費から話が大きく膨れてしまった。でもまあ、言いたい事が書けたからスッキリスッキリ。
以下、株の話。
<4840>ドリームテクノロジーズについては、水曜日の高値42700円で3株中2株を売りぬけて利食いできており、種の10万円は無傷で残っている。その後連続ストップ安で30700円まで下がっても、利益が減るだけだから正直どうでもいい。狼狽売りが重なっているんだろうなあ。ストップ高ストップ安、特買い特売りの応酬なんだから、勉強になる銘柄だった。さすがに昨日売り抜けられなかったときのことを考えると背筋が寒くなる。怖いねまったく。
この1株は27700円で仕入れたから、下手すると明日から買値を割ることになる。2万切ったらナンピン買いしようかと考えている。
それにしても10万程度じゃ買える銘柄の少ないこと少ないこと。こんな少ない中からはなかなか選べねーっての。
ええい!寝ようと思っても寝付けんわ!
ってことで読書記録。
今回は『パラサイト・イヴ』、『ブレインヴァレー』、そして『八月の博物館』の著者である瀬名氏の本だ。
『パラサイト・イヴ』は超有名なので読んだことある人も多いと思う。
『パラサイト・イヴ』の特徴は、瀬名氏自身東北大学大学院で薬学の博士課程に在籍していたこともあり、生命科学系の専門用語バリバリで、事実が多く含まれているところだ。でも、事実ばかりじゃなくて、ある範囲の外ではちゃんとフィクションになっている。専門知識のない人間からすれば、どのあたりからがフィクションなのかという、ノンフィクション-フィクションの境界が非常に分かりづらい。
『ブレインヴァレー』もこの路線を継承して、脳関係の用語がいーっぱい出てくる。そしてこれもやっぱり途中からフィクションになっている。
今、僕は薬学部でシナプスがどうのこうのとか、レセプターがどうのこうのとかいう授業を受けているのだが、結構この2冊で目にしたことのある内容が多いように感じた。なるほど勉強になる本なのだ。
ただ、どこまでが事実なのかイマイチよく分からないので、その辺が微妙なところだ。僕が5学期か6学期あたりに作るであろうシケプリも、途中からフィクションになるかもしれない。とか言ったら信用なくなるなあ。
『八月の博物館』は、このスタイルの限界を感じた瀬名氏が趣向を変えて書いた本。テーマは自然科学を離れ、エジプトの歴史へ。実物と原子レベルまで似せて作ったレプリカはもはや本物と同じで、これが擬似的タイムマシンみたいな働きをして時空を飛びまわることができる、みたいな独創的な話だ。エジプトの発掘で活躍したフランス人エジプト考古学者オーギュスト=マリエットを登場させて、小学生の主人公とコンタクトを取らせるという、歴史小説風の趣も持たせている。そしてやっぱりマリエットの業績など、ある程度までは事実、その先フィクション。さらに、明らかに著者自身をモデルにしたキャラクターを登場させることで、私小説的要素も含んでいる。
そんなわけでこれらに続くのがこの作品。テーマはまたまた変わってヒューマノイドロボット。
今回はあまり専門用語は出てこない。その代わり、今回からの工夫として、いくつかの異なったストーリーをそれぞれある程度リンクさせて、大きな物語の流れを作っている。
それぞれのストーリーは、そう遠くない近未来の日本での、現実的にありうるような人とロボットの関わり方を描いている。ロボットはSFやアニメのような突飛なものではなく、あくまで現在の技術の延長線上にありうるような現実味を帯びたものを登場させている。
人とロボットの関わり方のいろんなケースを描くことによって、アトム、ドラえもん、ガンダムに続く、もうちょっと現実的なロボットの未来像を提示しているように思った。
アトムやドラえもんの影響によってか、日本人はロボットに二足歩行と知性など、一体で人の持つすべての能力を備えることを要求したがる。でも、ロボットにこんなものを要求するのは世界で日本人だけのようだ。
この要求は実現困難だ。ロボットは機能を特化させて(手の働きをするもの、足の働きをするものなど)、人間の役に立てばそれでOK、と考えるのが世界では普通らしい。
僕自身、ロボットといえばアトム、ドラえもん。やっぱり人型で知性があるといいなあと思う。瀬名氏はこの作品の中で、ロボットがこの先の数十年の間に、どのようにしてどのくらいまで上の2つに近づけるかを考えている。
生まれたときから、ある程度の学習機能・応答機能を備えたロボットに囲まれて育つ子供は、ロボットをどう捉えるか、というアイデアが印象深い。
僕らの世代にとって、PCやケータイは手の延長のようなものだが、祖父祖母の世代からしてみれば、当然これらはよく分からないものでしかない。捉え方が違っている。
同じようなことがロボットについても言えるのではないかということだ。
もしかすると、遠い将来、ロボットの学習機能が人間レベルまで高められた日には、子供が生まれたとき、同時にロボットが買い与えられ、子供とロボットが一緒に成長するような時代が来るのかもしれない。