読書記録ってわけでもないんだろうけど、
1ヶ月前くらいに買った本を読破したので感想を書きたい。
僕は、中学2年3年くらいのとき、漠然とプログラマかっこよくね?と思っていた。
今でこそネットで現役プログラマの苦悩を知ることが出来、職業としてプログラミングをしようとは思わない。けれど、当時はまだ電話回線という最高にナローな回線で月20時間しかネットを見れなかった。プログラマの実態など露知らず、vectorのようなサイトでフリーウェアを落としに落としまくっていた僕は、将来、自分の作ったプログラムをvectorや窓の杜に載せることを夢見たのである。
そして何を思ったか、僕は高校進学時に、Microsoft社のVisual C++6.0という総合開発環境をアカデミックプライスで買ってしまった。
僕はそれまでプログラミングの経験などなかった。C++はおろかCの存在すら知らなかったのである。ということで、僕は「++ってついてるってことはようするになにかプラスプラスなんだろ。だったらまずプラスついてないCから覚えなきゃ。」という、若者ゆえの素直な考えでCの勉強に臨んだ。
分厚い入門書を書店で買い、家でちょっと取り組んではサッパリになってしまい挫折。そのうちまたやってみようかと思ってはちょっと取り組んで再び挫折。この繰り返しだった。今、原因ははっきりしている。選んだ参考書が悪かった。英語習得で例えるなら、英会話できるようになりたくてクラウン英文法を買っちゃった、ってな感じだ。できるはずがなかった。
そのうち、高校1年で、「Cの3乗プロジェクト」と言って、ひとりひとり研究テーマを決め、1年半かけて取り組むような企画があった。
当時熊本県ではダムの建設でもめたりしていたので、市役所や関係施設にアポとって話を聞きに行き、話をまとめ、考察してレポートにまとめたすばらしいプロジェクトもあった。でも一方で、やる気がまったくみられないゴミプロジェクトもあり、まさに玉石混交だった。その中で僕は、C言語にチャレンジしてプログラムを作ろう!というテーマに決めたのだった。
取り組み始めてから1ヶ月目くらいのクラス内中間報告会での出来事。
取り組んでは挫折の繰り返しで、分からない箇所がほとんどのまま根性でCの入門書を1回読み終えていた僕は、それで疲れて、なんとなく満足してしまい、報告会当日まで何も用意していなかった。
でも、何もないままじゃ説明も何も出来ないので、10分くらいで、身長体重を入力したらBMIを小数点第2位まで出力する超簡単プログラムを書き(十数行くらいだった気がする)、ソースをプリントし、学校に持っていった。そしてそれを資料としてみんなに配ったのだった。
人が頑張って話しているのに、みんな「なんやこれ?」「ハァ?」「わからんてー。」ばっかり。結局、野次が飛び交いまくって、僕は話半ばでプレゼンを終了する憂き目にあったのである。その後、プロジェクトのテーマは「株取引による資産運用」に変更。プログラミングは僕の中で封印された。
で、また例のごとく、やってみようかな、と思って4年ぶりに開封した。
なぜか?そのキッカケになったのがこの本だ。生協書籍部で手にとって、ちょっと読んで分かった。これなら挫折せず読める!
実際に簡単なコンソールプログラム(黒い画面に白い文字の例のアレ、融通の利かないプログラム)を実際に書きながら、体当たり式に取り組んでいこうというスタンスの本だ。
やっぱりポインタや、ポインタがからむ連結リスト構造といった挫折の名所では少し困難を感じるものの、全体としてすごく簡単、というか説明が懇切丁寧で、疑問点も解消してしまう。ちなみに、Cの知識はいらない。いきなりC++の世界に突入だ。
コレを読んでから、3000円位する参考書・入門書に進んでいれば、高校生の僕も挫折することはなかっただろう。この本との出会いが遅れてしまったことが残念で仕方がない。
ということでコレを終わらせた僕はこれから、4年前僕を苦しめた入門書に再トライだ。
みなさんもいかがですか?
CDでフリーソフトの処理系が付いてるので開発環境は心配いらない。オススメです。