先日、久しぶりにS社からの依頼でプレゼン資料の翻訳を受け、無事納品できました。納品した後、何とも言えない充実感がありました。

 

書籍の翻訳に従事していると、これがかなりの長丁場なので(通常、数カ月~半年くらい)先が見えずかなり苦しいときがあります。

 

その点、短期の案件はすぐに結果が出るので、達成感があるというか、区切りがつきやすいのです。

 

私が尊敬する翻訳家の故常盤新平さんは、NHKアーカイブで「自分は人との付き合いが苦手で、だから翻訳家という仕事は自分に合っているんです。通常、3カ月は一人黙々と部屋にこもって仕事をするので」とおっしゃっています。

 

 

それで、時々思うんです。「果たして、自分は翻訳者に向いているのかな?」と。

 

自分的にはどちらかというと社交的で、外へ出ていきたいタイプだと思っているからなんです。

 

でも、ある翻訳者さんのブログを見ていると、「書籍の翻訳は先が見えず、つらい。最初の方は特にそうで、日々地道に1ページ1ページこなしていき、7割を超える頃、ようやく先が少し見えてくる」と書いてあったのを見て、『ああ、しんどいのは自分だけじゃないんだ』と少し慰められました。

 

それと、出版が実現するまで、内容についてもこうした場で触れられないのもストレスになっています。

 

ただ、実務案件とは違い、出版されれば書籍は世間に出ているため、内容についても翻訳の中身についても触れられるのは良い点かもしれません。

 

その書籍翻訳の方も、ようやく来週末には納品できそうで、その後は少し休むつもりです。

 

前にも書きましたが、書籍翻訳(マラソン)と短期の実務翻訳(短距離走)の違いなのでしょうが、交互にうまくできればいいのですが、なかなかうまくはいきません。

 

ですが、今後も書籍翻訳を中心に、その合間に短期の実務案件を入れていければいいと思っています。

 

今日は愚痴というか、自分の思いを吐き出すような内容で申し訳ありませんが、なかなか他の人には伝わりにくく、つい書き込んでしまいました。

 

実は、もう一つ書きたいことがあります。それは『私の人生を決定づけた人』についてなのですが、これまた、ある翻訳家の方のブログでの投稿を拝見し、自身のことに思いを寄せた次第です。

 

近々にまた書きたいと思います。よろしければまた訪ねてください。

 

では、また。