昨日はオンライン面談でとても良い感触を得た話をしましたが、今日はその際、今日に至るまでの経緯を尋ねられたので、簡単に触れたいと思います。どちらかというと、翻訳をこれから目指そうとする方向けのお話になるかと思います。
そもそも私は高校教員や専門学校の教員しか経験がなく、企業に勤めたことはありません。それなのに、どうしてプレスリリースや社内ブログ、ニュースレターなど企業関連の仕事ができるようになったのか不思議がられたようでした。
以前のブログで、現在13社に登録していると言いましたが、実際に仕事を請け負っているのはそのうち4社で、残りの6社からは(トライアルはあっても)一度も仕事を受注したことがありません。PMの話では、多くの翻訳者の方はそんな感じらしいですが。
また、その他の3社は受注はありましたが、おそらく相手の望むパフォーマンスができていなかったのでしょう。一度か二度の依頼でその後パッタリ連絡が途絶えました。
何が言いたいかというと、「現実は厳しい」ということです。世の中には英語ができる人(少なくとも私程度の)はたくさんいるのです。分かってはいても、自分の目の前にそれが見えないため失敗するまで分からないのです。もちろん、その都度最善を尽くしてきたつもりですが、「私は最善を尽くしました。なので、これでお願いします」とはいかないのです。
教員の世界では、一つ何か失敗をしても(飲酒運転や体罰等法に触れることは別にして)すぐに仕事ができなくなることは決してありません。そういう世界なのです。少なくとも私の知る限りは。
好きで始めた翻訳ではありますが、そして、長年かけて辿り着いた現在の状況を見るにつけ、「現実は厳しい」といつも思っています。
そんな話を昨日の面談でPMの方(2名)とお話しできたのは私にとってとても良かったと思います。
翻訳作業の際、いろいろな資料や過去訳が参考として送られてくるのですが、翻訳作業をする前に必ず目を通さないといけません。そして、成果物に目を通される方々を思い浮かべながら文体や語彙、語調を慎重に選んでいきます。
今回はそれが評価されたとのことでとても嬉しいのですが、いつもそうなるとは限らないと、常に緊張感をもって作業をしています。
結構半端ない緊張の連続なのですが、それでもこうしてたまにですが良い評価を直にいただいたりすると、少し報われた気持ちになります。
やはり、「好き」なのでしょう。報酬はあればもちろんいい、それも高い方がよりいいのでしょうが、翻訳自体が好きでないとやはり続けられないように最近特に思います。
何だか焦点がぼやけてきたようで申し訳ございません。話を元に戻します。先に挙げた企業関連の仕事以外にも、私は再生エネルギー関連や商品紹介、プレゼン資料などもよくやります。
そのたびに、例えばファッション関連の仕事であれば、その企業のHPを確認もしますし、業界用語集なるものも用意します(もちろん、PMからそれが送られてくることも多いです)。そのほかにもいろんなことを考えて訳文を作り上げていくのです。失敗を重ねるうちに段々そうなってきたように思います。そして、ようやく(仕事を始めて9年が経ち)何とか継続して受注できるようになってきたというのが現状のように思います。
「自分ってつくづく凡人だなあ」と落ち込むことも多いですが、それでも一歩でも前に進もうと懸命にやってきたつもりです。
これからもこれを続けていきたいと思います。分野は違いますが、私には一つ目標とする方がいて、それは皆さんよくご存じの戸田奈津子さん。以前「徹子の部屋」に出ておられるのを見て86歳でしたでしょうか、現在も字幕の仕事を続けておられる様子を拝見し、「自分もできるだけ長く翻訳の仕事を続けたい」と思うようになりました。昔からあこがれの人だったんです![]()
今日はとりとめもない話をつらつらとしてしまいました。ここまでお付き合い下さりありがとうございます。
また、明日からお互い頑張りましょう!