現在進行中の書籍のゲラ(最終校)チェックがようやく終わりました。今回は主に校正の方から指摘のあった箇所に加え、人名・地名の表記ゆれなどを修正しました。

 

原文の素読に始まり、訳文と突き合わせながらこれまでに少なくとも4回以上は原文を読んだように思います。それでも細かな修正はあるので最後まで気が抜けませんでした。

 

「いつまでやってるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私の場合、この2年で3冊の書籍を訳しました。諸事情の関係で、そのうち1冊だけが出版済みですが、残りの2冊はこれからです。

 

私としては一日も早く出版されるよう願っているのですが、書籍(特に翻訳本)の出版はチームでの作業(つまり、翻訳者、校正、編集、監修、カバーデザイン等多くの方々が関わっています)なので、とても時間がかかるのです。これに加えて版元との交渉などもあります。

 

版権を取ることに始まり、カバーデザインをどうするのかなども版元と交渉する必要があるようです。私も出版翻訳に関わるまでこうした事があまり分かっていなかったように思います。

 

書籍の翻訳では全文の訳出後、通常、初校→再校→三校→最終(校了と責了)という手順を踏むようですが、今回は三校は飛ばして校了となりました。出版までのプロセスは出版社によって違うと聞いたことがあります。

 

チェックの話に戻りますが、前回(2作目)は訳文がデータ(PDF)で送られてきて、それを修正したのですが、今回はゲラでの修正となりました。両方を経験して、私としてはゲラでの修正の方がやりやすかったように思います。

 

今回の作品は音楽関連で、世界中の演奏者や音楽グループ、地名などがたくさん出てくるのでそれぞれの言語を原語の発音に忠実にカタカナ表記するのに随分苦労しました。

 

英語にロシア語、ドイツ語、フランス語、オランダ語、トゥバ語、モンゴル語、ハカス語などいろいろ出てくるのでそれぞれの人名・地名辞典等を確認しながらの作業となりました。

 

とにかくこれでやっと終わったという感じです。あとは責了後、出版を待つことになりそうです。今は少しゆっくりしたい気分です。

 

そういえば、先日書店に寄った際、すでに2026年のカレンダーが出ていました。また、近くの生協では早くもお節料理の先行割引販売が始まっています。

 

時が経つのは早いですね。最近特にそう感じます。家にこもって翻訳などしていると一日があっという間に過ぎていくような気がします。さっき連れ合いが仕事に出かけたと思ったら、もう帰って来た、と言う感じ。

 

9月に入りやっと朝晩少し涼しくなってきたので、ウォーキングを再開していますが、今日ももう彼岸が過ぎたというのに何と彼岸花が満開です。やはり季節がおかしくなってきているのを感じます。日中の最高気温はようやく30℃ほどになってきましたが、それでもおかしいです。私が若い頃は今頃は少なくとも22~23℃くらいだったように思いますが。

 

そういえば、夏日→真夏日→猛暑日→酷暑日?とかになるような話も報道で耳にしました。日本もいよいよ「四季」ではなく「二季」になってしまうのでしょうか?

 

今日はこれを読もうと思っています。

 

福翁自伝 現代語訳の画像

最近、翻訳か読書かの二択のような生活になりつつあるのですが、まあ好きなのでこれでいいかなと思っています。

 

今日はこの後昼食を外でとり、米を精米し、〇オンに米粉クッキーを買いに行こうかと思っています。

 

何とも変わり映えのしない日々ですが、とりあえず健康は保てているので良しとします。

 

明日は久々のヨガの日。私自身の都合(ヨガ前日に急な実務案件が入ったため)や先生のお休みが重なり3週間ぶりなので楽しみです。

 

また、明日からは久々に新規のトライアル(字幕[吹替])を受けてみようかと考えているところでもあります。常に何かに挑戦する気持ちだけは忘れないようにしたいものです。

 

では、また👋