昨日の続きです。翻訳会社のトライアルに次々と合格(現在までに約10社)し、登録翻訳者となりましたが、そこからがなかなか紆余曲折でした。
まず、トライアルに合格すると、その後たいていZoomやMicrosoft Teamsなどで面接があるのですが、すぐに仕事を受注できるわけではありませんでした。
それどころか、5社ほどは登録後数年経った今も一度も仕事の打診がありません。なら、あとの5社ほどからは常時仕事を受注しているかというと、これまた違います。
この間にも、「翻訳者ディレクトリー」という翻訳の仕事等を仲介してくれるプラットフォームを利用して仕事を探していました。ここから応募し、何社かとお付き合いしたことはありますが、条件面等いろいろあって今は関係が途絶えています。
そのうち登録会社3社ほどから仕事の打診があったのですが、企業案件(プレスリリースやプレゼン資料、年次報告等)だったせいか結果を出せなかったので、次の依頼にはつながりませんでした。
もちろん、できる限り調べ物をして丁寧にチェックもして納品したつもりだったのですが、なにせ教員しかしてこなかったので業界の事情に疎かったのでしょう。そのため、商品としての品質が低いと評価されたのだと思います。契約してもらい、仕事の依頼は続くと思っていたので、現実はかなり厳しいと実感した次第です。
自分に特に専門分野と呼べるものがなく、いわゆる「ビジネス一般」として採用されたことも影響していたのかもしれません。
これらの反省を踏まえ、過去に納品した成果物をその都度自分なりに一つ一つ丁寧に復習していきました(通常、一つ一つの仕事に対してフィードバックはありません)。これが功を奏したのか、さらに新規の翻訳会社2社から依頼があった仕事で一定の評価をもらえ、それが今も続いています。
通常、初めての依頼はわずか300語~500語程度の分量が多く、それをクリアすると3000語~7000語レベルの仕事の打診へとつながっていったように記憶しています。
私の場合、ワード単価は8円~10円のところがほとんどなので、初めての仕事はせいぜい3000円~4000円程度でしたが、依頼が重なるにつれ任される分量も増え、1回3万円~5万円くらいになってきたように思います。
以上は実務翻訳分野での仕事の話ですが、2年半ほど前、書籍翻訳という思わぬ機会を得ることになったのです。
今回もまた少し話が長くなってきましたので、続きはまた次回お話したいと思います。
では、また。