私の場合、翻訳と言っても基本、英日翻訳なのですが、これまでの経緯から例年3社くらいから仕事を受注しています。

 

トライアルを通過して登録翻訳者にこぎつけても、すぐに仕事が来るとは限らないため、毎年少しづつ契約会社を増やしてきて、現在10社ほどに登録しています。

 

ところが、現実に仕事の依頼をいただいたのは、このうち4~5社で、しかも初めの頃はうまくいかず1~2回の依頼で途絶えることもありました。

 

なので、時間が空くと絶えずトライアルを受けて契約会社を増やすよう心がけてきました。

 

ここ数年はようやく3社ほどから受注できるようにはなっていますが、常時依頼があるのは書籍翻訳の依頼のみです。

 

今年度の場合、実務関連の仕事は1、4、5、7、10、11、12月に合計3社から18回依頼がありました。そのほとんどが短期(たいていは4~5日程度)の依頼です。

 

私の場合、もともと専門と言える分野がなく、登録の際も「ビジネス一般」で登録することがほとんどなので、仕事の依頼も常時というわけにはいかないのかもしれません。

 

特許、IT、法務、医薬等、専門分野のある翻訳者は単価ももっと高く、仕事の依頼も常時あるのだと思います。

 

ただ、ビジネス一般と言っても、化粧品、電動自転車、ファッション関連、サプリメント、洗剤等、扱う品目も会社によって違うので、その度にその分野のことを調べる必要があります。

 

また、翻訳会社によって専門用語等の資料集をたくさん送ってくるところもあったり、納品形式が違っていたり、依頼ごとに細かな取り決め(フォントや字体、文体、句読点の扱い等)があるため、複数の会社を相手に仕事をしていると失敗することもたまにあります。

 

新たに契約した翻訳会社からは最初短めの依頼(200語~600語程度)があり、それがうまくいくと、次は4000語~5000語程度の依頼を受けることが多いのですが、最初の依頼で途切れてしまうことがこれまで何度かありました。

 

なので、短期の依頼は集中力をマックスにして臨まないとなかなか次につながりません。

 

あと、今年度はなかったのですがMTPE翻訳や、パワーポイント、ワード、エクセルでの納品や、Phrase(旧Memsource)などのCATツールを使った仕事などその時々で変わる点も慣れるまで結構対応に苦慮します。

 

一方、書籍の翻訳はある程度の分量をいったん届け、校正者や監修者が内容を見て修正を加えていく感じなので、途中で軌道修正ができるのがいい点です。決していい加減というわけではありませんが、最終納品までに仕上げる感覚なので、少し精神的にゆとりがあるのもまた事実です。

 

それに、自分の訳した書籍が曲がりなりにも店頭に並ぶのを見るのは何よりもうれしいです。それに、Amazonなんかにも書評が載るので刺激にもなると思います。

 

その点、企業様相手の実務翻訳では一部についてはHPに掲載されたりもするのでしょうが、普通は自分の仕事が見えない形で少しは役に立っているのでしょう。

 

というわけで、長丁場にはなりますが、できれば書籍翻訳を中心に今後も続けていければと今は考えています。もちろん依頼があればの話ですが。今のところ気に入っていただけているのか3作目の書籍翻訳が進行中です。

 

今年もあと3日。2025年は一体どうなるのか想像もつきませんが、とにかくいただいた仕事を一つ一つ丁寧にこなしていき、次につなげていきたい。そんな感じです。

 

あと、今年の反省ですが、今後はできるだけ一つ一つのテーマをタイムリーに書きたいなと思います。そうしないと、焦点がぼやけたブログになるような気がして、見ていただく方にも分かりにくいので。

 

皆さんの2024年はいかがでしたか? 今後ともよろしくお願い致します。