今日は仕事が入っていないので、私がフリーランスについて思うことをお話します。
私は長らく教員をした後、翻訳業に携わるようになったのですが、行きつけの美容室の店主とよくフリーランスについて話をします。
オープンして今年8年目だそうですが、彼の話によるとこうです。お父さんが和菓子屋をしていて小さい頃からその姿を見ていたせいか、職業的にサラリーマンという発想はなかったそうです。
8年前、美容室を開くにあたりまずやったのが、ビラ配。一軒一軒ポストに入れていったそうです。でも、すぐに客は来ず2、3カ月してぽつぽつと。でもまだ安心はできません。初めてきてくれた客が次に来てくれるのは(来てくれるとして)2カ月くらい先のこと。結局、何とかやっていけそうだと思えたのはオープンして2~3年後だったらしいです。
話を聞いていて何となく私が翻訳の世界に足を踏み出したときと似ているなあと思いました。
前にお話ししたように、初めはクラウドソーシングで大抵はとんでもない報酬で仕事を始め、いくつも翻訳会社のトライアルを受け登録にこぎつけはしたものの、すぐには仕事をもらえず、登録後まったく音沙汰のない翻訳会社さえあったこと。そのうちいくつかの会社から仕事をもらい、継続して依頼を受けるようになったこと。一回一回が真剣勝負みたいなものであること。(一度失敗するともう声がかからない
)客(クライアント)の希望に合わせて仕事をしないといけないこと。そして、何よりやったことのすべてが自分一人に返ってくること。似ているなあとつくづく思いました。
きっとどの職業かにかかわらずフリーランスというのはそんな感じなのでしょう。ちなみに、彼の奥さんは小学校の先生をされています。
なので、家事の方もいろいろとこなしている点も似ています。
お互いに定年がないのが唯一良いところかなという話になりますが、それだけに引き際は自分で決めないといけないね、と言っています。それは、誰ももうやめればとは言ってくれないからです。自分の腕(パフォーマンス)が落ちたらそのときが引き際ということになります。
でも、好きなことなので、できるだけ長く続けたい。その点も一致しています。なんだか気が合う人なんです![]()