長い長いのぼり坂 走ってみても
同じこと のぼり坂は人生さ
くだり坂は落ちるだけ

別れ道は運命さ どの道行こうと
俺たちの 行きつく所へまっしぐら
誰の口出しも無用です

あせってみても 始まらぬ
人生のんびり生きてやる
後にさがれぬ道ならば
大地を踏みしめ歩きましょう



道草ならば冬が良い 浮かれた頭を
冷やすのさ 恋にやつれたら秋が良い
落ち葉ひろって もの想い

夏になったら悩み捨てて
口笛吹いてみてもいい 何も飾らず
期待せず 横目で春を見送ろう

あせってみても 始まらぬ
人生のんびり生きてやる
後にさがれぬ道ならば
大地を踏みしめ歩きましょう

大地を踏みしめ歩きましょう
淋しいからこそ ひとりなんですか
ひとりだからかそ 淋しいんですか
みんな みんな胸をかかえては
新しい 夜明けを待っているんだ

信じられないから ひとりなんですか
ひとりだからこそ 信じないんですか
そんな気持ちの中で 僕は君の
そばに いつでも いようとしてた

今まで いくつかの恋をしてきたけれど
愛の言葉に しがみついてただけだった
だから時の流れの中で すきま風が
吹こうと にげ道ばかりを
追いかけまわすのは やめて
君ひとりを 愛し続けていきたい



泣けないからこそ しあわせなんですか
しあわせだから 泣けるというんですか
まだ来ぬ春に 何かを探して
のりおくれた自分を 恥ずかしんでる

誰もがみんな 人生の途中で
かけひきばかりを考えているよ
素直な心で 受け取められるのは
君への愛だと 今 気づいた

今まで いくつかの恋をしてきたけれど
愛の言葉に しがみついてただけだった
だから 時の流れの中で すきま風が
吹こうと にげ道ばかりを
追いかけまわすのは やめて
君ひとりを 愛し続けていきたい
幼い頃 俺はいつも海が好きだった
バラック小屋に4人暮らしでとても
幸せだったむき出しのプロパンガス 
コールタールの壁 壊れかけた雨戸 
夕暮れの背中 あの路地口で 
いつもおふくろは泣いてた

週末になると 親父はいつも俺を
バイクに乗せた 人気のない海岸線に
親父は腰をおろした 黙ったまま
タバコをふかし ずっと遠くを見てる
生真面目だけの 自分の人生に
憤りを感じてた

取ったばかりのカーライセンス
明日 羽田に迎えに行く
取ったばかりのカーライセンス
明日 羽田に迎えに行く



遮断機が降り 錆びた線路を
蒸気機関車が走る 踏み切りを渡ると
そこには小さな河川が流れていた
繊維工場の煙がのぼり 回送列車が
操車場へ入る その前に駆け足で早く
駆け足で早く 家へ帰った

買い物籠を下げた おふくろが
俺の手を引いてゆく 昨日の涙の
わけも言わず ただ優しく唄ってた
河川づたいに 大きな影と小さな
俺の影が揺れる 子供達の為だけに
ただ優しく唄ってた

取ったばかりのカーライセンス
明日 羽田に迎えに行く
取ったばかりのカーライセンス
明日 羽田に迎えに行く



親元を離れ 戸惑いながら月日は
流れていった 薄汚れた都会の
ベランダから俺は見えない海を
眺めてた 俺は初めて親父や
おふくろをたまらなく愛した
取ったばかりのカーライセンス
明日 羽田に迎えに行く

取ったばかりのカーライセンス
明日 羽田に迎えに行く
取ったばかりのカーライセンス
明日 羽田に迎えに行く