インターネットが普及して、
誰もが、簡単に、大量の、知識や情報を入手できるようになりました。
旅行代理店や広告代理店のような問屋さんのような商売は難しくなっています。
B2Cで直接お客様と企業が繋がってしまうからです。
こんなふうに時代が変わってくると、
世の中に少しでも貢献できている、という実感が薄らいでくる業種の人も少なくないのでは。
私もその一人です。 私は私の持ち場で責任をもっていい仕事をしたいと考えていますが、
最近はなかなか叶いません。
最近読んだのは、アルピニストの野口さんの本です。
いい言葉が書いてあったので、備忘録として記しておきます。
彼は、富士山の清掃活動を続けています。
その中で、一人では運べない重たい鉄のゴミも
二人や三人だから運ぶことができると書いています。
ひとりでやらなきゃ、と思うと荷が重いけれど、
みんなでシェアすれば軽くなるし大きなことも出来る、ということです。
人付き合いは大変なことも多いけれど、人を助けるのもまた人だということです。
ひとつの方法で失敗したら、また別の角度から諦めずにチャレンジする。
道は必ず開ける、と実感を伴って書かれてあります。
彼のたくましさには憧れと畏敬の念を感じます。
たとえマイナスの出来事でも、すべてをネタにしてプラスに解釈して生きていけ、
という力強さを、少しでも身に付けられたらと思います。