老眼は、この時期に来るのか‥
この歳になると厄介なことが増える。
長い間、規則的に不摂生をやってきたのだ。
当たり前と言えば、しごく当たり前のことである。
暗いところで携帯電話を見たり、
夜半に飯を食いお茶代わりにビールをぐびりと行き、
挙げ句の果てに焼酎と氷を混ぜて流し込む、
という乱暴も ほぼ欠かさずに真面目にやってきた。
外食なんかだと調子付いて82まで摂って‥
その結果、
体は重く 身体は硬く
一番情けないのは、
パソコン肩の煮えるような鈍痛と
ついに現れた老眼現象だ。
老眼鏡を掛けること、
シルバーグレーの白髪になること、
生臭さに嫌悪感を覚えて止まない私の
憧れの私に一歩近づいたわりに
感慨よりも 忌々しさが先立った。
老眼は不便だ。
老いは決して悪いことだとは思わない。
不憫だとも。
しかし、老いることとは
今以上に厄介事を抱え込む事なのだ。
これからは、若さや気力と交換に
こうした不便さを獲得していくのだな。
これでまた、味のある酒が呑める
などとほくそ笑んでいるから
神様もご容赦して下さらないのだろうな。
