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懐かしいオルゴールの調べに

いつか見た黄昏の風が揺れ

ふわりと鼻先に薫るのは

夢のような時間。

時刻も、季節さえ

定かではないまどろみの中で

甘い蜜に幾重にも包まれた

西洋菓子みたいに

私はまだ こちら側に居る。

あと二回、太陽の周りを廻ったら

新しい生命を授かる約束だ。

何の因果が知らぬが

いつも今は、

いつかの結果で

いずれの原因なのだ。

前も 後も 案ずるな。

今の連続が生きること。

生きてるうちは

今しかない。