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お袋が刺繍してくれたのは

親父の描いた海、

弁当や

聖書や

折り紙や

笛やビー玉を

持ち歩いた。

入りきらない

愛情を

いつも携えて

袋は もう ボロ切れに

なっちまった。

パンドラの箱ではないのだが

なにか残ってないだろかと

ときおり

覗いてみたくなる。

使い切ったのかなぁ‥