父が来てくれていた。

 

入園式も、入学式も、無事終わり

 

娘も、息子も、新しい生活を楽しんでいるようだ。

 

 

初節句のときに買ってもらった鯉幟、

 

今年も我家の庭先に飾る。

 

大きなものではないが、

 

色が好きで選んだ。

 

 

みょうに、テロテロした素材や

 

シャラシャラと反射するような顔料を使っているものは

 

好ましくなかった。

 

 

落ち着いた色で、淡すぎず濃すぎない水色の吹流し、

 

そして、黒い鯉、緋鯉、小さな青い鯉。

 

どれも派手すぎず地味すぎず、好ましい色の深さだ。

 

 

ただ、なぜか

 

矢車がカラカラと廻るときでも、

 

鯉たちは泳いでくれない。

 

今年は、うまいこと飾れなかったのかな..

 

 

..泳げよ、たまには。

 

大きな丸い口から、たっぷり風を呑み込んでさ。

 

滝を登って龍になるんだろ?

 

その約束だぜ。

 

「登竜門」の諺にも登場する縁起のよい魚なんだろ。

 

 

青い空、垣根代わりに植えてあるレッドロビンは、

 

ぐんぐんと伸びて、もうすぐ新緑の季節。

 

桜を合図に、さまざまな花たちが一斉に

 

開花し、草木は芽吹く。

 

 

泳げ、こいのぼり。

 

もう、すべての準備は、OKさ。