3月30日(日)10:00~12:00に、「和賀江嶋について語りあう会」の第2回を行い、30人弱の方々が集まりました。
当初は、第2回では和賀江島にいってフィールドワークを少し取り入れることも考えていたのですが、もう少し座学で掘り下げる場になりました。
今回は、地球の楽校の長谷川先生とその門下の方々も来ていただき、海中を泳ぐ魚たちやアメフラシの仲間たち、生物多様性のゆりかごとなる海藻類などを、鮮やかな映像も交えてご紹介いただき、5月25日のイベントがますます楽しみになりました。
質疑応答では、NPO法人「森は海の恋人」の代表者畠山重篤氏についてのお話も出て、「和賀江嶋の豊かな生態系を可能にしているのは、海岸近くにそびえる低山と森から供給される栄養分である」という印象を強くしました。(まさか、その数日後に畠山氏がなくなってしまうとは…。ご冥福をお祈り申しあげます。)
今回は、和賀江嶋の自然にフォーカスが強く当たりましたが、前回は歴史についての比重が大きかったので、全体的にはバランスよく和賀江嶋の成り立ちを見ることができたと考えています。
鎌倉時代に、伊豆や紀伊半島等から運ばれて港をつくった丸石(ごろた石)が、数百年の間に波風によってだいぶ移動していますが、その一方で現状に基づいて形成された生態系があるのもまた事実です。
今後は、「歴史を踏まえた上で、和賀江嶋をどういう場所にしていきたいのか」 「現在形成されている豊かな生態系をどのように生かしていくか」など、いくつかの論点を導き出して、多くの方々の間で意見を交わしていけると面白いでしょうね。
5月25日のイベントについては、5月上旬に案内チラシを回覧する予定です。上記の点を意識しながら参加いただくと、今後の「語る会」がますます魅力を増すのではないか、と期待しています。
市役所の方々にもこのことをご説明したら、「これまでに調べてきた資料から、参考になりそうなお話ができるかもしれない」ということを教えてもらい、わくわくしています。専門的な見地からのお話と住民たちの思いがスパークして、なかなか「愉快な進展」がありそうな予感がしてきました。
↓第一回の様子。
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東水会 自治会長
菅野 哲央
