本日の読売新聞に、人類史を独自の視点で概説した「サピエンス全史」の著者でもあるユヴァル・ノア・ハラリ氏と読売新聞の社長さんの対話の記事があり、大変参考になりました。中でも最も注目したのは、二人の対談を観察して自身の考察を述べた鶴原記者のコラムでした。

 

人類が集団で行動することで、「腕力」で劣る他の動物たちを制して繁栄できたドライバー(推進力)は、言語によって紡がれる「物語」でした。ビジネスの世界でも「Storytelling(ストーリーテリング)」などという言葉で語られますが、古今東西「物語」は人類の行動を促し、集団のパワーを集結・増幅させる重要な役割を果たしてきました。

 

人類は、「言葉」と「火」と「道具」を使う動物と言われます。「火(例:原子力)」も「道具(例:武器)」も、正負両面あるものをうまくコントロールしなければならないように、「言語(メディア、AIを包含する概念)」も、使い方を間違えると大惨事を引き起こしかねない。その帰趨(きすう)は、人間の英知に委ねられています。

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東水会 自治会長 

菅野 哲央