兵庫県の斎藤知事のパワハラや「おねだり」問題などで

百条委員会なるものが開催され、メディアの報道も多いです。

 

一つ気になったのは、斎藤知事の行為に関する告発文書を作成した

元局長を「公益通報」の保護対象とせずに、懲戒処分にしたことです。

 

 

県政の良くないことを正すために、第3者の目にさらすリスクを冒した

公益通報の真意を正面から受け止めようともせず、懲戒処分にして己を

守るような行為は、許されませんね。

 

本来なら、その事実を正面から受け止め、「どうすれば(元局長も)納得する

真っ当な県政をできるのか考える」のがスジのはずです。

それを、懲戒処分で幕引きを図ろうとすることは、

権力の座にある人としてこの上なく卑劣な行為です。

 

そのしっぺ返しを受ける時が迫っているような印象です。

 

リーダーたるもの、批判を正面から受け止め、

自らの行いを正す糧としなければなりません。

ましてや、批判した人を処分して抑え込もうとすることなど、愚の骨頂です。

国や県の政治に限らず、市レベルでも自治会レベルでも、(それぞれ程度の差はありますが)これは当てはまります。

 

東水会 自治会長 

菅野 哲央