例大祭初日の今日は、夕方に「見目明神(みるめみょうじん)祭」と
「宵宮(よいみや)祭」が行われ、小町大路を往復します。
前者は天王唄保存会が担当で、後者は五所和賀会です。
今回は、ひょんな弾みで天王唄の神輿を担がせていただくことになり、
そのために「女装」することになりました!
理由は、「見目明神」が女性の神様で、この神輿は男性が担いでは
いけないからとのこと。男性が担ぐためには、化粧をして女性の装束を
はおって、女性に扮する必要があるためです。
(もちろん、女性はそのまま担げます。)
化粧と言っても、鼻の上に白い線を入れて口紅を少しつける程度、
たしかに誰もが「パッと見」で女性っぽくなりますので、
「効果」はあるかもしれません(笑)。
なお、この神輿は明日は「男神輿」になり、
白装束をまとった、男性の氏子たちが担ぎます。
なんでも、2日間も神輿を担ぐのは大変なので、
氏子のひとたちが担ぐのは例大祭(明日)にして、
本日の見目明神祭は、「助っ人たち」にまかせているとか。
(ことの真偽は如何に?)
そんな、「ゆるい」感じの神輿だったので私も気軽に担がせて
いただきました。感想としては、「意外に重くなかった」です。
担いでいる最中、重く感じたり軽く感じたりとムラがありますが、
総じてそんなに重くはないと思いました。もっとも、場所によっても
重さが変わるようなので、私はラッキーだったのかもしれませんが。
また、天王唄の神輿の担ぎ方は、「上下動」がなく、
「水平」な動きが主体なので、上下動の活発な五所和賀会の神輿と
比べると、負担は少ないのではないかと思います。それが、ゆったりした
リズムの天王唄に合わせて動くさまは、実に独特で味わい深いものです。
皆さんも、明日の例大祭で、天王唄の神輿(白装束の氏子が担ぎます)と
荒々しい掛け声とともに担ぐ五所和賀会の神輿を比較してみてみると、
色んな発見があると思いますよ。
↓子どもフェスティバル会場は、17:00スタート。
↓砂浜にできている海の家の床でくつろげます。
↓2つの神輿とお囃子で祭りは最高潮に。
天王唄の唄声、お囃子の演奏、五所和賀の掛け声が入り乱れ、
なんとも言えない雰囲気です。
東水会 自治会長
菅野 哲央