五所神社例大祭の数週間前、「材木座のお祭を盛り上げよう 参加者募集」
という案内が回覧されたのを覚えている方もいると思います。
一番上に五所神社、続いて「五所和賀会」「材木座囃子連中」
「手古舞」「天王唄保存会」「子供みこし」「フェスティバル」と
紹介されています。
①五所和賀会は、40年の歴史を持ち、五所神社に3基ある神輿のうち
2基を担ぎますが、今年の宵宮(よいみや)祭の出番は1基だけでした。
翌日曜日の例大祭と海上渡御(とぎょ)は、2基で行いました。
②材木座囃子連中は、材木座に伝わる祭囃子の伝統芸能を伝承し、
お祭では笛、太鼓、鉦(しょう。金属製打楽器)で盛り上げます。
神輿の先導役や、子供フェスティバル会場の山車も担当しています。
③手古舞は、お渡りの露払いをしながら行進する小学生の女の子たち。
④天王唄保存会は、鶴岡八幡宮を建造するために木材を伊勢から和賀江島経由
八幡宮まで運搬する際に唄われた、800年の歴史がある伝統芸能の集団で、
神輿を1基担ぎます。
⑤子供みこしは、「音松クラブ」「材木座商店会」「上河原商店街」が
主催する3つの神輿です。(下に過去のコラムへのリンクあり)
⑥子供フェスティバルは、宵宮祭の日に小町大路の海岸出口付近で
開催される露店で、材木座商店会が主催しています。今年は
「子供の買い物補助チケット」を自治会からお出ししました。
例年であれば、例大祭の日曜日夕方、水道路が滑川に突き当たる
医療センター手前で、露店なども出る「ふれあいまつり」が開かれ、
上河原自治会が主催となっています。(今年は開催せず。)
◆宵宮祭の様子
今年は6月10日(土)夜に開催された、宵宮祭。
PM6:00に「見目明神(みるめみょうじん)祭」のために五所神社を出発した
天王唄の神輿を担ぐ助っ人たちは、顔や鼻筋に白い粉を塗って女装した
材木座のウインドサーフィンクラブの若者達とか。
この天王唄の神輿が向福寺を出て水道路交差点まで練り歩いて戻ってくると、
後発の五所和賀会の神輿が合流します。そして、材木座囃子連中の山車に先導され、
途中休憩をはさみながら、小町大路を光明寺方面へと進みます。
暗くなってくると、山車や神輿の提灯に明かりがともり、祭りも盛り上がります。
<例大祭初日「宵宮祭」の概要>
17:00- 子供フェスティバル
18:00- 見目明神祭
18:30- 夜間御神輿渡御
21:00 神社へ帰還 (明日に備える)
以下のページも参考にしました。
次回は、例大祭についてです。
東水会 自治会長
菅野 哲央