本日、予定通り標記のワークショップを材木座公会堂で行いました。
ワークショップでは、材自連のテクニカル・アドバイザー梅澤さんの解説にそって、「ひとまち鎌倉ネットワーク」の皆さん、中央大学の学生さんのサポートをいただきながら、数人ずつ5組に分かれて、材木座の白地図に逃げ地図を作っていきます。
▼公会堂でグループワークの様子
▼避難時のスピードは、(人や条件によって様々ですが)9割以上の方が避難できるのは「129m/3分」。若い方で荷物がない場合に走れば600m/3分です。
上記を目安に、「3分で安全なところ(標高13m)まで行ける場所(深緑)」、6分でいけるところ(黄緑)、9分で(黄色)、12分で(オレンジ)、15分で(赤)…と色分けしていくと、材木座全体で津波避難にかかる地域の概況が浮かび上がってきます。
▼東水会のおおよその位置を赤丸で囲みましたが、(名越クリーンセンターまで行くのがベストですが)標高13m地点までなら、3分以内で行ける範囲(緑)に大方収まりますね。でも、油断は禁物。大地震が起こった際に自宅にいるとは限りません。材木座全体を視野に入れておくことは、そんな意味でも大切です。
▲ちなみに写真上の赤矢印で示した黑ひもは、上述の129m(3分)を示します。これを地図上でクネクネやりながら距離を測って地図に色を塗っていきます。グループごとに多少の誤差はあるものの、大体似たような地図になるようです。
▼2枚の地図の違いは、左が「材木座保育園跡地(赤丸部)」を津波避難ビルにすることができた場合と現状のままの場合のパターンです。ちょっと分かりにくいかも知れませんが、現状のままの後者では安全な場所までの避難に15分以上かかるところ、前者では6分に短縮されます。(避難ビルに着いてから登る高さを13mとしているため、その分が加味されるため3分とはなりません)。この津波避難施設の建設が可能かどうかは、まさに目下、材自連が市役所と協議しているところです。
●ワークショップをやってみての感想
・「あそこへ避難すればよい」と感覚的に思っていても、直線距離ではいけないこともあり、実際の道に沿っていく行き方は意外に遠かったり複雑だったりということも多い。
・「できるだけ内陸へ行くのが良い」のは基本でも、地形を加味するとある場所で右(東方面)へ曲がった方が安全地点がより近い場合もある(これは、紅ケ谷の神長さんの受け売り)。
・「危険物(ブロック塀など)の精査は、実際に歩いて確認する必要がある(記憶が曖昧なので)」等々。
このほかにも、人によって、グループによって様々でしょうが、この「様々さ」が重要で、多くの気づきを集約することで、より強化な避難マップができます。
梅澤さんとひとまち鎌倉ネットワークでは、今回の結果を集約・分析し、材木座地域の逃げ地図マップを作製してくださるとか。こうした活動を「一回ぽっきり」ではなく定期的に行うことで、地域の状況について理解が進み、多くの方が参加できたりして、有事に対する「耐性」が高まるということもあります。
実に面白く、有意義なワークショップでした。今後も継続的に行い、材木座のまちづくりに役立て行けると良いですね。
参加された皆様、サポート頂いた皆様、どうもありがとうございました!
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東水会 自治会長
菅野 哲央



