ステレオタイプの発言は、注意しないといけません。 | シンガポールから本当のことだけを伝えたい

ステレオタイプの発言は、注意しないといけません。

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何の事?って思った方は、

昨日のブログをご確認下さい。

 

 

 

日本の3連休最終日の私のブログの話題は、
ステレオタイプの発言についてです。

 

 

何故、こんな話題を取りあげたかと言いますと、

先週、アジアの各国に拠点のある会社の統括部門のトップの人が

どこかのインタビューに答えて、こんなニュアンスの発言をしていました。

彼は、1週間をその各国飛び回っているらしいです。

若いとはいえ、ものすごい体力!

 

 

「ベトナムのスタッフはまじめで、見ている人がいないところでもしっかり働きます」

「フィリピンのスタッフは、瞬発力もあり、色々なアイデアを提案してくれますが、
上司がいないとさぼることが多いです。

なので、ビデオと取り付けてオフィスの様子が分かるようにしています。」

 

その時は、

ふーんベトナム人って真面目なんだ。(私のところのカンボジア人もなかなかまじめだよ)

フィリピン人ね…

確かに、フィリピン人に騙されたお客様もいるし、うちのスタッフも終業時間の15分間には

帰る支度しているな(しかも、私にいる前で…だからいつも叱られています!)

ぐらいに考えていたのですが、

 

先週の、木、金と、

当オフィスの受付のスタッフ(フィリピン人の女性二人)が何やら21時過ぎまで残業をしていました。

 

更に土曜日…

二人のうちの一人(上司にあたる)が出勤!

理由を聞いてみると、彼女は月曜からマタニティ休暇に入るらしいのですが、

引継ぎの相手があまりにも頼りないので、(以前事件を起こしています!)

昨日までは彼女への説明。
 

でも、それだけじゃ不安で、応援に加わる他のスタッフへ、

細かい指示を残しておこうと思って、休日出勤してきたそうです。

 

勿論、上の人から言われた指示でもなんでもありません。

ただただ、彼女の休暇中の事が心配で、自らに課した残業と休日出勤です。

多分残業代は支給されません。

 

シンガポールって、結構ドライと言われていますが、

こういう事って割と遭遇します。

 

普段は、定時にさっと帰るスタッフが、

何か自分がミスして作業が終わっていなかったり、こちらが困っていると

何も言わずモクモクと仕事を続けたりします。

 

こういう時に、日本の働き方の事を考えてしまうのです。

 

オッと、本日はその話題ではありませんでした。

 

 

フィリピン人だから怠け者。

ベトナム人だから働き者でまじめ

という、ひとくくりの言い方は、結構リスキーだという事です。

特に公の場では、尚更です。

 

勿論、その国のお国柄というのがあり、

フィリピンは、その日が良ければ良いやって、いう人が多いのも事実です。

また、優秀な人材は外国に出て行ってしまう事が多いので、

国内に残っている人は、はずれを引く確率が高いかもしれません。

 

 

ただ、

フィリピン人は怠け者、上司のいないときはさぼる

という言い方をする前に、

もしかしたら、仕事に対して、モチベーションが無いのではないかととか、

さぼりたい理由から探っていくのが正しいのではないかと思います。

 

きっと楽しい仕事や、自分に責任のある仕事を任せられたら、

態度も変わるのではないでしょうか。

監視の為のビデオは、私は好きじゃないなー。

 

と、勤めていたころ、さぼりまくっていた私がいう事じゃないかな?

でもでも、やらなきゃいけないときは、ものすごく働きましたから、

そこのところ、誤解なきよう、お願いしたします。

 

因みに、上記のフィリピンスタッフ、

出産は21日の予定だそうです。

なのに、17日まで通常体制では働くって…

強すぎる。

 

 

 




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