シンガポールの宅配事情 | シンガポールから本当のことだけを伝えたい

シンガポールの宅配事情

 

本日も当ブログにお越し下さり、ありがとうございます。

 

ちょっと更新が滞ってしまいました。

申しわけありません。

 

なぜかアメブロの設定が、他のパソコンでできません。

パスワードを入力しても途中で「パスワードが違います!」って出てきてしまい

正しいパスワードを最後まで入力することができないのです。

 

数年前に同じ現象が起こって、その後大丈夫になったのですが、

また、最近同じ問題が復活!

 

この問題が解決するまでは、
オフィスにいるとき以外はブログが更新できないという事です。

なんか、時代を後退しているみたい!

 

さて、本題です。

 

日本では、ヤマト運輸が宅急便の値上げを検討中で、

今年の秋には、値上げの予定だそうです。

なんと、27年ぶりの値上げだそうです。

 

人件費の高騰や人手不足が深刻と言われていますが、

一番大きな原因は、
ネットの通販による配達料が爆発的に増えて着る事だそうです。

 

日本の宅配便の配達は、

細かな時間指定や、再配達の充実など、

世界では類を見ない、きめ細やかなサービスを提供しています。

 

これが、裏目に出てしまい、

利益を生み出さなくなっているのでしょう。

 

シンガポールに来て、日本人の人が必ず文句を言うのは、

時間どおりに物事が進まない事です。

 

 

注文した品物の配達は、

午前中、午後と二通りぐらいしかありません。

まあ、午前と午後に分かれていたら、良い方かもしれません。

 

修理の人も、

○時から○時と言っておきながら、自分の都合で変更することもしばしばです。

 

以前、ある家電の販売店で配達を頼んだら、

土曜の午後と日曜は配達をしないと言われたことがあります。

 

日本では、ちょっと考えられないですよね。

 

 

オンラインのショッピングでも

1)通常配達、S$○○以上は送料無料

2)通常配達、送料S$

3)スピード配達 送料S$

4)店舗への引き取り 送料無し

のように、条件によって送料が異なります。
 

この通常配達の日数というのが、日本では考えられないくらい

遅かったりしますが、

あまり気にする人はいないみたいです。

 

スピード配達を希望する人は、お金を沢山払えばいい。

自分に時間があって、お金を節約したい人は、店舗に引き取りに行けばいい

こうやって、無理にサービスを提供しないで、

顧客側に選ばせています。

 

 

 

日本のスタンダードが、世界とはちょっと外れているんだと思います。

なんか、一見平等っぽいけど、
本当は全然平等じゃない日本のサービスのスタンダード。

 

配達に速さを望まない人だって、

支払う金額は同じなのですから…

 

反対に、全然再配達とかの必要がない家庭にとっては、

なんか不公平な気持ちになりますよね。

 

再配達が、従業員の働く環境を悪化させているので、

値上げの原因とかになってしまうのって…

 

 

 

そういえば、シンガポールの宅急便は

一つの荷物(書類)では、今年から集荷してくれない事になりました。

 

多分ネット販売の配達が忙しくなって、個人向けの配達は

あまりしたくないのかもしれません。

 

でも、それって正しい道なのかなって思います。

 

DHLやUPSが書類が1通だから取りに行けません。

って言ったりしますか?

 

大手ならいざ知らず、
普通は、同じに日に何通も書類の配達頼みませんよね。

 

 

偶然、宅急便の生みの親、小倉昌夫さんの本を読んでいたときに

今回の問題が持ち上がったので、

小倉さんが今の状況を知ったら、どんなアイデアを出しただろうかと、

ものすごく興味深いです。

 

彼のバランス感覚は、ものすごいです。
今日本の宅配便が抱えている問題を、きっと解決していたのではないかと

思います。

 

世界は私たちが想像できない速さで変わっています。

いつまでも同じスタイルで、事業を行っていてはいけないという事を

今回の問題は教えてくれていると思います。

 

 

 

 

 

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