どの優しさも信じられなくて
なにも考えたくない時間ばかり過ごしていたと思う。
でも一緒に住むようになって「何かをしてあげたい」って気持ちが少しずつ増えていって
それをひとつひとつこなしていく度に自分に自信がついていった。
身体目当ての悪い男が部屋に来たとき、高所から物を落として追い払ってくれたり…
家族と喧嘩した時は間に入って泣いて止めてくれたり…
いつだって私を守ってくれた。
すごく、すごく、愛され過ぎて私はワガママばかりだったけど、それでも優しい目で見つめてくれた。
見つめられると嬉しくて笑ってしまう…幸せの瞬間…
きっと数えきれないほどあったと思う。
貴方の大好きなところはいっぱいありすぎて書ききれない。
声も好き、匂いも好き、ちょっとしたしぐさも好き、全部が大好きだから。
貴方は何時だって私に優しくて、とても紳士だった。
今日だってそう。
とても体調が悪いのに私が「夜の8時までには帰るから待ってて」って言ったら待っててくれた。
最後の最後まで私に誠実で優しくて…
本当にありがとう。
本当に大好き。
愛猫様、本当にありがとう。