イギリスの本当の凄みは、プレミアリーグに代表されるイギリスの法制度にある。

この魅力に惹かれて世界中の選手や審判、監督、ジャーナリスト、経営者が集まって来る。


物だけでなく、資本、人まで自由化しようという試みである。

私に言わせると、プレミアリーグが見せるクラブシーンこそ、世界中のサッカー関係者が見倣う制度なのだ。

もっとも、ナショナルチームでプレイの経験がある選手しか入国を認めないという制度はいただけない。


ひるがえって、J リーグはどうだろう。


物の自由化は言うまでもなく、

人の自由化は素晴らしいものになった。

日本人選手のポジションが奪われかねない制度改革だが、Jリーグは果敢に挑戦しようとしている。

しかし、資本の自由化はどうだろうか?

ここでもJリーグは資本の自由化をしない。経営側優位の制度改革をしないのだ。

自分たち経営側だけ外国との競争から逃れようとしている。

もっとも、資本の自由化をするタイミングが悪過ぎるだろうか?

何れにしろ、外国資本の参入は避けられないと、わさびピリ辛は思う。