ヒロN式! -120ページ目

ヒロN式!

「メイド喫茶元オーナーが書いた女の子の取扱い説明書」
の著者・ヒロNが綴る毎日のよしなしごとです。

第33話「コングラチュレーションズ」


ヒロN式!


司会者は、滑らかな口調で進行させた。

やはりプロのアナウンサーは違うと、母は、彼に耳打ちした。

姉の結婚式は、銀座のあるホテルで行われた。

二人ともいい歳だから、と、しり込みしたが、母のたっての希望で、それは

かなり盛大におこなわれることになった。

司会は彼の局の友人である若いアナウンサーに頼んだ。

彼は、まだ、アナウンサーとしての経験は浅かったが、それでも、

素人の司会者とは、ひとあじ違う司会者ぶりだった。

あまりに滑らか過ぎるので、彼には、それがちょっと気に入らなかった。

もっとたどたどしくてもいいから、ハートウォーミングな司会の方が、後で、

心に残るのではないか、と思った。

ただ田舎ものの母は、テレビに出ているプロのアナウンサーに司会をしてもらえると

いうだけで、かなり感激しているようだった。

田舎で親戚うちだけで挙げた婚礼とは、だいぶ様子が違うと言った。

彼は、仕事の関係で、郷里の婚礼には、出席できなかったが、従兄弟の撮ったスナップ

写真を見せられて、その雰囲気だけは知ることができた。

それは、昔ながらの彼の家の座敷で行われたもので、古式ゆかしい婚儀の数々が、

かえって、好ましいものに感じられた。

日に当たった縁側の照り返しを飽かずに眺めた。


式では、姉と義兄となる人の上司や同僚が次々と祝辞を述べた。

ある人は、巧みに人を惹きつけ、ある人は、儀礼的で凡庸な話をした。

彼は、それをぼんやりと眺めていた。

とにかく姉はひとつの転機を迎えたのだ、と思った。

彼は少し喉が渇き、テーブルの上のワイングラスに手を伸ばした。

おじさん、おばさんは読むべし!

ヒロN式!


http://musosha.hondana.jp/book/b67903.html


メタボな人は読むべし!

ヒロN式!


いよいよ食欲の秋!

さあ男もダイエットだ!(宣伝)

男のダイエットーヒロN式

http://musosha.hondana.jp/book/b61334.html




販売好調、

「女の子の取扱い説明書」の方も

よろしくね!

http://musosha.hondana.jp/book/b51447.html

昨日、ゆえあって、西荻窪に行った。

途中、昼飯時、ということで、

入った食堂が、「ちょもらんま酒場」。

http://www.kiwa-group.co.jp/restaurant/a100470.html


夜、魚を食べる予定だったので、

昼は、魚以外のものを食べよう!

そうだ、餃子に行こう!

そうだ、京都に行こう!(関係ありません)

ということで、目についた「大餃子」の文字。

そして、ちょもらんま酒場。の文字。


いいじゃないか!ちょもらんま酒場。

まず店名が気に入った!

もたいまさこが出てくるマイナーな

映画の題名みたいだ。しかも女性監督。

(関係ない妄想)


昼飯用のメニューを見ると、

大餃子定食のほかに、汁なし坦々麺というのにも

惹かれたが、一応初志を貫徹して、

大餃子定食を頼んだ。


ヒロN式!


皮は、基本、手打ちのもちっとした食感で、

普通の餃子の2倍くらいに大きさの餃子の餡は

ひき肉の量がたっぷりでかなり旨かった。

卓上に、自家製の食べるラー油。(今流行りである)

として、しょう油、お酢、そして、香ズもあったので、

それをブレンドして、つけて食べる。

しょうゆ、香ズ、食べるラー油のブレンドが

僕的には美味でした。


しかし、汁なし坦々麺もかなり気になる存在です。

イメージ的には、辛味のある油そばみたいなもの

なんでしょうけど、聞くところによれば、

坦々麺のもともとは、この汁なしの方で、スープの

奴は、あとからアレンジされたものらしい。


まぜまぜして、ある程度食べてから、

生卵をまぶして、味を変えて食べるんだとか。

やばいっす。うまそーっす。

生卵によわいっす。


ヒロN式!


今度、たべてみよ。



僕は、自分のエッセイに、必ず、「ヒロN式」という

題名をつけている。

なぜ、ヒロN式かというと、昔、高校生の頃、

チャート式という題名の参考書を使って、

勉強していたからで、結構気に入っているからです。



1冊目が「メイド喫茶元オーナーが書いた女の子の

取扱い説明書」

つまり、恋愛指南本。

2冊目が「男のダイエット」。つまりダイエット本。

3冊目が「脱力系シニアライフのすすめ。」

つまり、セミリタイヤのライフスタイル本。



なんか、分野はバラバラ。

本屋さんも、置く棚に

迷うようなものばかりです。



読む人のほうも、こやつ、一体何者だ?

と思うに違いない。



マーケティング的なジャンルでいうと、

バラバラですが、僕の中では、

「ヒロN式」ということで、一本筋が通っている。



「ヒロN式」は、52歳にして、うまく世の中を

渡ってこれなかった、世間的に

成功しなかったダメ中年でも、

これくらいのことは、考えたんだよ。

これくらいのことは、言えるんだよ。

これくらいのことは、掴んだんだよ。

という経験と思索(というほどの大げさな

ものでもないんですが)を本にまとめたものです。



世の中、成功した人、立派な人の本は、

あふれているのですが、こういうバカ中年の

本が、ちょっとくらいあってもいいんじゃないか

と思って、書きました。

だから、どうすれば成功するのか、というよりも

どうすれば失敗するのか、ということのほうが

メインになっているかもしれません。

世の中、成功した人より、失敗した人、

成功しなかった人の方が多いのじゃないか

と思う。

だから、時には、身につまされることもあるし、

共感してもらえることもあるし、

まあ、肩を叩き合って、もうちょっと前向きに

生きてみんべえか。という読後感を持って

もらえれば、それでいい。と思ってます。



ある時、ある編集者に、「お前さんの本は、

居酒屋の酔っ払いの雑談じゃないか!」と

酷評されました。そうかもしれないな。

で、彼は、どういう本を編集していたのか

というと、塾の先生が書いた、「偏差値40

以下の高校生を早稲田大学に合格させた

ノウハウ」といった本。

その時、僕は思った。

たしかにそういう本は、成績の悪い子を持つ

親は、買うかもしれないが、どうなんだろうか、

と。僕なら、入試に子供が失敗した時に、

親子は、どうしたらいいのか、というハウツー本

を書くな。

だって、早稲田の定員が決まっている以上、

誰もが合格できるわけじゃない。

いくら頑張っても、結局、入試に失敗する人は

出てくるわけだし、むしろ、そういう人の方が多い訳で、

本当に必要なのは、成功する秘訣よりも、むしろ、

失敗したなあ、と思った後に、それをどう受け止めて、

どう乗り越えて、どう楽しく生きていくか、っていうこと

のほうが、大事で、役に立つんじゃないかと

思うんです。



例えば、「女の子の取扱い説明書」だって、

もちろん、「こうすれば女の子と仲よくできますよ」

という知恵が満載なんですが、うまく行かなかった

場合、どうするか、ということも大事なので、

それも書いてます。


考えてみると、人間、いつもいつも、「好きです!」

「あたしもよ。好き!」なんてことは、あまりないんで、

たいていは、「ごめんなさい」とか言われて、

ふられることの方が確率的には絶対大きい。

そんなに皆うまく行ってたら大変ですよ。

身体がもたないよ。

だから、上手に恋愛するには、上手にふられることに

慣れなければならない。

恋愛がうまくできない人は、おうおうにして、

ふられることが下手なんだ。



と思います。そういう意味では、成功した立派な著者より、

成功しなかった僕のほうが、きっと、いろいろ

役に立つと思う。

そう思っているから、いろいろ本を出してるんで。



それが、まあ、「ヒロN式」って訳です。



年内には、もう2冊くらい本を出したいな、

と思っています。よろしくお願いします。



おじさん、おばさんは読むべし!

ヒロN式!


http://musosha.hondana.jp/book/b67903.html


メタボな人は読むべし!

ヒロN式!


いよいよ食欲の秋!

さあ男もダイエットだ!(宣伝)

男のダイエットーヒロN式

http://musosha.hondana.jp/book/b61334.html




販売好調、

「女の子の取扱い説明書」の方も

よろしくね!

http://musosha.hondana.jp/book/b51447.html

チリの救助作業がいろいろ報道されて、

感動的な場面をこれでもかと見た。



しかし、印象に残ったのは、

「チリの奥さんって、皆太ってるなあ」



男の方は、そうでもないけど、

女のヒトは、おしなべて皆太っている。



ヒロN式!


なぜ?


チリでは、太った女性の方がもてるのか?

食べ物のせいか?

チリってのは、どんなものを食べてるのだろうか?

チリソースって言うくらいだから、

唐辛子じゃないのか?

唐辛子は、カプサイシンだから、

痩せるんじゃないのか?

唐辛子はやせるっていうのは、ウソなのか?

チリソースって言うのは、チリとは

関係ないのか?



そんなことまで考えてしまった。



でもまあ、皆無事救助されてよかったね。ね。


おじさん、おばさんは読むべし!

ヒロN式!


http://musosha.hondana.jp/book/b67903.html


メタボな人は読むべし!

ヒロN式!


いよいよ食欲の秋!

さあ男もダイエットだ!(宣伝)

男のダイエットーヒロN式

http://musosha.hondana.jp/book/b61334.html




販売好調、

「女の子の取扱い説明書」の方も

よろしくね!

http://musosha.hondana.jp/book/b51447.html

第32話「キャシー・カム・ホーム」




ヒロN式!

「キャシーかい?」

「オウ、ミスター・ディレクター」

「そうだよ。元気かい?」

「元気だわ。ひどく元気よ」

「それは、なによりだ。毎日何してるの?」

「アルバイトしたり、本を読んだり、時々ドライブに行ったり」

「それはなによりだ。ところで、来週、君はヒマかね」

「……忙しかったわ」

「それは残念だな。遅い夏休みが取れるんで、そっちに行こうと思ってたのに」

「なんてこと!」

「一週間ばかり、骨休めしようと思ってたんだが」

「なんてことなの!ポーカーでファイブカードを出したら、相手がエースのファイブカード

だったって心境よ。あたしも実は東京に行くつもりだったの」

「来週の何曜日だい」

「ウェンズデイ」

「日まで一緒だ」

「今日、航空券を買ったから、これからあなたに電話しようと思ってたのに」

「ははは」

「残念だわ。ショックだわ」

「そんなことはないさ。君が東京に来たらいい。僕は、まだ、チケットを買ってないから」

「本当?」

「本当さ」

「うれしいわ。……でも、せっかくの休暇なのに」

「かまわないさ。君が来る時に休みなのはラッキーだよ」

「そう言ってくださるとうれしいわ。また、あなたのうちに泊まっていいでしょ?」

「君がOKならかまわない。僕は大歓迎さ。僕は喜んでソファに縛りつけられて眠るよ」

「ふふふ、そんなこともあったわね。……でも、もうそんなことしないわ。

あなたを信頼してるから」

「ははは」

「また、あなたと二人で、日本のビールを呑みたいわ」

「来週の水曜日さ」

「来週の水曜日ね」

「そうさ。来週の水曜日さ」

「でも、本当に迷惑じゃないの?」

「僕は、君が来るとうれしいんだ。君が来ると、部屋がハワイの香りになるからね」

「……ハワイの香り?……どんな香りかしら」

「……そうだな」

「ねえ、どんな香り?」

「……甘い、花の香りさ」



雨の降る水曜日、キャザリンは成田空港に到着した。

到着ロビーで、彼の姿を見つけると、両手のトランクを投げ出して、駆け寄って抱きついた。

甘いハワイの花の香りがした。





おじさん、おばさんは読むべし!

ヒロN式!

http://musosha.hondana.jp/book/b67903.html


メタボな人は読むべし!

ヒロN式!


いよいよ食欲の秋!

さあ男もダイエットだ!(宣伝)

男のダイエットーヒロN式

http://musosha.hondana.jp/book/b61334.html




販売好調、

「女の子の取扱い説明書」の方も

よろしくね!

http://musosha.hondana.jp/book/b51447.html