ヒロN式! -106ページ目

ヒロN式!

「メイド喫茶元オーナーが書いた女の子の取扱い説明書」
の著者・ヒロNが綴る毎日のよしなしごとです。

永ちゃんは、キャラが強烈なので、

なんか誤解されてる面があるけど、

実は、永ちゃんのナンバーは、

沁みる曲が多い。



ヒロN式!
↑これは永ちゃんではない。知らないヒト。

僕が、いつも陶酔系で歌うのは、

「A DAY」と「東京」。

実に、詞がいいんだよなあ。

沁みるんだよなあ。


著作権の問題があるから、

書けないけど、「東京」なんて、


夕闇が滲んでいる風の街で、

汚れたシャツにも星が

降っているんである。


なぜ、この歌の主人公のシャツが

汚れているのか?


お昼にスパゲッティのソースを

うっかりこぼしてしまったのではない。


きっと何事か、ハードボイルド系の

事件があって、格闘かなんかして

汚れたのに違いないのであ~る。


しかし、なんだ


このかっこいい、そして切ない詞は!

負けた!

負けました。

あたしを好きにして!



「A DAY」もかっこいい。

陶酔系。

女の子を口説くには、最強の曲です。


皆、カラオケで、プププ笑いを

されるのを覚悟して、

「A DAY」を修行すべし!

 

もうすぐクリスマス。

プレゼントには、ヒロN式を送ろう!


おじいちゃん、おばあちゃんに

ヒロN式!

http://musosha.hondana.jp/book/b67903.html


メタボなお父さんに!

ヒロN式!

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モテないお兄ちゃんに!

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前編から続く



さらに、シンジの設定。

父性の象徴である父から、

抑圧され、拒否されていると

感じながら、成人しようともがく

少年の姿。


ヒロN式!

そして、ごていねいなことに、

シンジには、母親代わりの

葛城ミサトという母性も配置している。

ミサトは、シンジを保護し、

慰め、さらに、成人させようとして、

試練を与える。


ヒロN式!

シンジは、父に象徴される

厳しい現実をむりやり体験

させられながら、傷つき、

逃げ帰り、ミサトの懐に

鼻をこすりつける。

まさに、ミサトは、母性の象徴。



なんだ、エヴァンは、

フロイトをベタになぞっているん

じゃないか。

ばれてるぞ!


まあ、エヴァンは、いろいろなヒトが

いろいろな分析をしている作品だから

もう、別に、僕の出る幕もないでしょう。


しかし、この作品が、

多くの青少年の心の深部を

捉えたことも事実です。

ただね、この物語、ちょっと

結末が破綻していたなあ。


昔から、アニメ、コミックは、

ここまで、拡げちゃうと、

ケジメをつけるのは大変なんだ。


さて、これから、カラオケで、

「魂のルフラン」でも歌いに

行こうっと。


ヒロN式!

新世紀エヴァンゲリオン。


ヒロN式!

もう伝説のアニメと言っても

いいかもしれない。


このエヴァン、最初に、

夢中になったのは、

団塊ジュニアの世代。

当時、ティーンエイジャーで、

今は、30‘sくらいに

なっている子たちです。


なぜ彼らが、そんなにも、

エヴァンに夢中になったのか。


それは、エヴァンに、

エロスとタナトスの要素があるからだと、

ヒロNは、分析しておる。


エロスとタナトス。

知っていますか?この言葉。

エロスとタナトスの語源は、

古代ギリシャの神の名に

由来します。

そして、この言葉を広めたのは、

かの有名な精神分析学の始祖、

フロイト。


エロスは、知ってますよね。

エロいとか、エロビデオとか

言うように、性欲や、つまり、エッチなこと。

フロイト流に言えば、「性への衝動」、

つまり、これは、エッチもそうですが、生きよう

とする活力の源。とも言える訳です。

つまり、エロスは、基本明るい。

で、一方のタナトスは、死への衝動。

ギリシャ神の中の死に神の名前です。

つまり

自己破壊や、破滅したい、何かを破壊したい

という衝動をさす。

「スターウォーズ」流に言えば、

フォースの暗黒面みたいなものでしょうか。

ホラー映画やスプラッター映画など、

残酷なシーンを見たいと思う衝動が

確かに人間にはある。これが

タナトスであります。


僕は、「エヴァンゲリオン」の制作者から

直接聞いたわけではないんだけど、

「エヴァン」は、この人間の二つの衝動を、

かなり意識して創られた作品であると

思えてならない。


「エヴァン」で、最も青少年達を興奮させた

のは、なんと言っても「綾波レイ」でしょう。


ヒロN式!
↑これはちと違うな。


白い顔、青い髪。

まるで、蝋人形のような、

精気のない様は、

まさにタナトスを象徴している。

綾波レイの出生が謎に包まれていて、

それが、さらに、暗示として、主人公、

シンジの亡くなった姉の生まれ変わり、


人工的に創られた人間である、と

いう設定もあり、一層、綾波レイの

タナトスぶりが強調される。

綾波レイには、常に、死の匂いが

つきまとうのだ。


そして、このタナトスの女神は、

反面、強烈なエロスも発する。

本当に、ミニマムに、

時折見せる、

美しい笑顔。裸体。


エロスとタナトス。

この二つの罠に、当時、全国の

青少年は、見事にからめ取られ、

未だに、その呪縛から、

抜け出せないヒトも多い。


綾波レイだけではない。

エヴァンには、エロスとタナトスの

組み合わせが、巧妙に、

随所に隠されている。


例えば、エヴァン本体のデザイン。

基本設定的には、ロボットに

近いものなのだろうが、どう見ても、

エヴァンは、有機的な生き物である。

なんか昆虫っぽい、

なにか、得体の知れない、

気味の悪い生物。精気がある。

そして、暴走する残忍な破壊神。

つまり、生き物としての

エロスとタナトスが同居している。


(続く)

彼のコンセプト・最終話

「ジャスト・マリッジ」




ヒロN式!


最初は、あまり大げさにしたくない。

と二人で話し合っていた。

その点で、二人の意見は一致していた。


しかし、なぜ、こうなってしまったのか?

いくら考えても、わからなかった。


しかし、結婚は、自分の考えだけでは

進めない。逆に言えば、結婚とは、そう

いうものなのだ。


で、結婚式は、最初の彼の考えとは、

全く逆のフルコースとなった。


結納があり、家族親族の顔合わせ会があり、

披露宴があり、ケーキカットがあり、

キャンドルサービスがあり、

お色直しがあり、二次会があり、

記念写真があり、なんでもあり。


まあ、仕方がない。


つまり「結婚する」ということは、

こういうことなのだ。


彼が自分の意見を通したのは、ただひとつ。

ハワイでも挙式を挙げるという点だった。

ハワイでは、彼の小学校時代からの

友人が牧師をしていたのだ。


それも、全てのスケジュールを消化して

新婚旅行の中にやっと組み入れられたものだった。


「怒ってる?」

彼女は、ハワイ行きの飛行機の中で、

彼の顔を覗き込み、何度もそう訊いてきた。

怒ってないさ。と彼は答えた。

ただ疲れただけだ。

「怒ってるでしょ」

「怒ってない」

「……」

「……」

「怒ってる?」


つまり「結婚する」ということは、

こういうことなのだ。


ホノルル空港は快晴だった。

「ところで、立会人は?手配するって

言ってたよね。」

ちょっと心配になり、彼女に訊くと、

彼女は、得意そうにうなづいた。

「ちゃんと、ここのエージェントに

頼んであるわよ」

「なら安心だ。」


手配したレンタカーで、ホテルに

行き、ひと休みして、ビーチに出た。

波の音を聞きながら、いつの間にか

寝てしまった。

本当に、疲れきっていたのだ。


つまり、「結婚する」というのは、

こういうことなのだ。


翌日もハワイは快晴だった。

二人で、軽い朝食を取り、

「ところで、立会人は?何人頼んだの?」

「ええ?ああ、知らないわ。

何人か来るんじゃないの?」

「えええ?大丈夫なのかい?」

この島のヒトタチが、そういうことに

結構ルーズなのを知っていたので、

彼は、非常に心配になった。

が、彼女は、あまり心配している

ふうではなかった。


レンタカーで30分ほど走り、

友人のささやかな教会に着いた。


照り返す日差しの中で、

真っ黒に焼けた牧師の友人は、

教会の前で、背伸びするように、

二人を待っていてくれた。

彼は、派手なアロハシャツに

ハーフパンツ。そして、サンダルを

履いていた。牧師らしいところと

言えば、首から、金の鎖に着いた

ロザリオをぶら下げているところ

だけだった。

「よお!新婚!」

友人は、ひげ面を崩して、白い歯を

みせた。彼とがっちり握手して、

彼女をたっぷりと抱きしめた。

「まあ、中に入って、ちゃあでも

呑んでくれや」


「なあ」

「ああ?」

「立会人のヒトは?」

「ああ、そろそろ来るんじゃないのか」

友人のでっぷり肥った奥さんが、

冷たい麦茶を運んできた。

友人は、それに、ラム酒をたっぷり入れて、

グイっと呑んだ。

二人の視線に気づいて

「燃料だ」


「今日は、天気がいいから、外に祭壇を

作ってやったから、外でやろうぜ。」

「で、立会人は?」

彼は訊いたが、友人は聞こえないようだった。

「じゃあ、はじめっか。じゃあ、オレは、

先に行ってるから、かみさんについて来て

くれや」

「おい!大丈夫なのか?仮にも結婚式だぞ!」

「オレは、プロだよ」

そう言って、友人は出て行ってしまった。

しばらく待たされて、かみさんが、ブーケを

持ってきて、彼女に持たせて、促された。

「二人で行くの?僕が先に行くの?」

かみさんは、笑いながら「一緒に」

と言った。

そして、持っていたラジカセのスイッチを

入れた。結婚行進曲が流れた。

そして、教会の扉を開けた。


一瞬、強いハワイの陽射しに眼が眩んで

何も見えなくなった。

手をつないで、ふらふらと外に出ると、

潮風を頬に感じた。美しい海が見え、

その前に、簡素な祭壇の前に立つ友人が

見えた。

心配していた立会人が並んでいた。

思っていたより、人数が多かった。


二人でゆっくり近づいていくと、

皆ニヤニヤしていた。

「!」

立会人は、

皆、

彼の古くからの友人だった。


つまり、彼は、一杯食わされたのだ。


牧師の友人は、咳払いした。

そして、例のセリフを言い始めたが、

なんか、喋りにくそうだった。

「つまりだな、君は、この男が、病気になったり、

調子に乗って、まあ、ちょっと浮気心が起こったり

なんだかんだすったもんだがあったとしても、

最後には、見捨てないで、うまくやってく覚悟が

あるかって言うことだよ。」

彼女は、彼の顔を見た。

「ええ、はい」

「じゃあ、神に誓って」

「誓います」

「よし。じゃあ、お前は?この女をずうっと愛して、

彼女を幸せにする覚悟はあるんだな」

「ああ、はい」

「じゃあ、誓って」

「誓います」

「キリスト教の場合、神への誓いは、絶対だからな。

絶対守れよ!じゃあ、手錠。じゃないや、指輪の交換。」

二人は、もう指輪をしていたが、教会が用意してくれ、

輪ゴムに花をつけて作った可愛い指輪をつけあった。

そして、二人はキスをした。

「よし!これで、二人の結婚は成立した。おめでとう!」

その時、強い風が吹いて、皆の髪がバラバラと乱れた。


友人たちが、皆、それぞれはやしたてた。

二人でその中を歩いた。


レンタカーには、「ジャスト・マリッジ」となぜか、

カタカナで、ペイントされていた。ひどい!

バンパーには、缶からが目いっぱい吊るされていた。

ひど過ぎる。


「つまり、まあ、結婚っていうのは、こういうこと

なんだね」

彼女が、小声で、彼にささやいた。

彼が、言おうとしていたことを

彼女が先に言ってしまった。


つまり、まあ、「結婚する」ということは、

そういうことなのだ。




「彼のコンセプト」FIN


2010年9月25日から

連載させていただいておりました

連続掌編小説「彼のコンセプト」は

これにて、完結いたしました。

皆様、長らくのご愛読、まことに

ありがとうございました。

ヒロN


 


おじさん、おばさんは読むべし!

ヒロN式!

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メタボな人は読むべし!

ヒロN式!


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販売好調、

「女の子の取扱い説明書」の方も

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昨日のQ10は、ちょっと無理があったなあ。
あれじゃ健君ただのバカじゃん。ストーリーの回し方も足りなかったし。次号に期待だな。