帝国主義の時代1 | ヒロN式!

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「メイド喫茶元オーナーが書いた女の子の取扱い説明書」
の著者・ヒロNが綴る毎日のよしなしごとです。

日本が、開国して、国際社会に

正式デビューしたのは、19世紀なかば。

そのころは、まだ、世界は、帝国主義の時代でした。


帝国主義とは何か?


ありていに言えば、自国の工業化を進め、

原材料を植民地から運び、

それを加工、付加価値製品化し、

貿易によって儲ける、

国力を増強する、という考えです。


で、これは、16世紀ごろから始まる

大航海時代のスペイン、ポルトガルから

始まり、オランダ、イタリアメディチ家の黄金時代を経て、

産業革命のイギリスにおいて、もっとも激しくなったわけです。


帝国主義時代の初期は、インドの綿花やスパイスなどの

農作物をプランテーションによって、支配、収奪するのが、

主でしたが、やがて、工業化が進むにつれて、

鉱物資源、石油などが重要になり、

中近東、アラビア、イランなどに目がつけられました。


で、後発のフランス、ドイツ、ロシア、トルコなどが、

この、植民地争奪戦に加わり、激しい国家間の闘争が

巻き起こったのです。


そして、その結果、第一次世界大戦が勃発。

第一次世界大戦は、つまり、利益を簒奪する対象の

植民地を分捕りあうヨーロッパ各国の闘争の、

とどのつまり。

ある意味、当然の帰結だったと言えるかも知れません。


日本は、この頃、東アジアにおいて、

最後発の帝国主義国家として、東南アジア、

朝鮮半島、中国などの植民地化を目指して、

活発な膨張策を取っていました。


そして、第一次世界大戦の結果、

ヨーロッパ絶対優位の支配力は弱まり、

アメリカが台頭、そして、アジアや中南米などの

独立、そして、日本が、帝国主義的国策を

さらに進めるチャンスが到来したのです。


ここで、さらに、大混乱、世界の支配構造が

シャッフルされたのが、第二次世界大戦。

知ってのとおり、日本はひどい目にあいました。

時代遅れで、バカげた領土拡張競争、

植民地獲得競争におそまきながら参加したせいです。


なにが、言いたいのかというと、

植民地、領土拡大、というコンセプトに基づく、

帝国主義の時代は、第一次、第二次世界大戦で

悲惨なカタチで終止符を打った。ということです。

植民地や鉱物資源(石油も)を軍事力によって、

獲得し、国益にしようと言う行為は、

非常に、効率が悪く、というよりか、

かえって、国益を損ない、

自他共に、ろくなことにはならない。

という事実が、もう歴史的にも証明されている

ということに、僕達は、もう本当に気づかなければ

ならない、ということです。