「夏服を着た女たち」アーウィン=ショー | ヒロN式!

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ワタクシ、ヒロNが夏に読みたい小説は、アーウィン・ショーの「夏服を着た女たち」です。

特に、この本、夏だけを題材にしているわけではないんですが、表題の連想から、夏に読みたくなりますなあ。

アーウィン・ショーは1984年に亡くなりましたが、ブルックリン生まれのニューヨーカーで、雑誌「ニューヨーカー」で発表していた短編小説が人気の作家でした。

「夏服を着た女たち」は、1950年代のニューヨークに生きる男と女の感情の機微を、品よく、おしゃれに描いた短編小説集で、普段は、湿気っぽい極東の島国で、お茶漬けなんぞ啜っているワタクシですが、夏の暑い夜に、FENでも聞きながら、フルーティーなカクテルでも舐めつつ、こんな本を読むのも一興ではないですか?と言ったらカッコつけ過ぎか。ま、たまにはいいじゃないですか。

ちょっと昔のアメリカの小説には、こういう粋なかっこいい作品が沢山ありますね。
ヘミングウェイ、フィッツジェラルド、アーチャ-、サリンジャー等々。アメリカ文化の1つの黄金期だったのかな。

これらの作家たちにインスパイヤされている日本の作家は、片岡義男とか矢作俊彦とかですか、最近このお二方お見受けしませんな。あと、皆さんご存知の村上春樹先生の初期の小説にも、そんな感覚が感じられます。

でも、アーウィン・ショーは、世俗的な題材の短編が多かったせいか、この中では、ちょっと軽く扱われているきらいがある。
逆に、大袈裟に大御所扱いされていないところが、また、かっこいいんだな。この人。

小説家なんて、そんなものさ、とアーウィン・ショーは、あの世で笑っている気がしますね。