社会に出た貸与終了者のうちどれだけの割合が返済困窮者になっているかの割合で、昨年に引き続きこれを「返済困窮率」として算出しました。式は下記のとおりです。
返済困窮率=(一般猶予者数+減額返還者数+3ヶ月以上の延滞者数)÷(貸与終了者数-在学猶予数)
今回はいつも参考にさせて頂いています「数字作ってみた」さんの中から、返済困窮率に関して考えてみたいと思います。
なお今回のデータは少し古いですが、それでも参考になると思います。
大学へ進学をする際、奨学金を借りて進学する学生も少なくないと思いますが、この奨学金の多くは返済をしなければならない借金です。
ただ何かしらの理由があって返済が滞ってしまう、それを大学別に見てみましょうがこの返済困窮率の主旨だと思いますが、本文中のコメントにもある通り、さすがに10%を超えている大学は何故?との疑問があります。
また世帯所得が高いご家庭が多く集まりやすい大学の場合、あまり奨学金は借りませんし、授業料が私立大学に比べて安い国公立大学は、返済困窮率は下がる傾向にあると思いますので、そこら辺りは頭の片隅に入れておいた方が良いと思います。
なお大学(学部)の平均値は4.48%との事ですが、それを元に県内の大学はどうなのかを見てみたいと思います。
159位 東北生活文化大学(6.98)
192位 東北文化学園大学(6.37)
334位 仙台大学(4.55)
・・・・・大学(学部平均値)4.48%・・・・・
324位 東北学院大学(4.42)
368位 宮城学院女子大学(4.22)
390位 尚絅大学(4.04)
393位 東北福祉大学(4.02)
399位 東北工業大学(3.91)
401位 仙台白百合女子大学(3.89)
619位 東北大学(2.40)
632位 宮城教育大学(2.22)
638位 宮城大学(2.18)
県内は国公立大学が全て2%台で、大幅に平均値を下回っていますが、一方では三つの大学が全国の平均値を上回っています。
詳細なデータが無いので原因が分かりませんが、東北生活文化大学と東北文化学園大学は共に6%を超える値を示していますので、大学に進学する前に色々と調べてから奨学金を借りる必要があるかもしれませんね。
一度大学別の平均年収と比べてどうなのか、調べてみたいと思います。
